2018年12月11日火曜日

鬱、これは望まない。

薔薇と檸檬
この二文字を書けるようになりたい。
否、一度は書けるようになった時期がある。
が、しばらくして忘れた。

漢字の成り立ちを識ると覚えやすいことを知る。
ならばこの二つを追いかけてみるか。

まずは、薔薇の薔。
草冠の下、嗇。
嗇は、おしむと読むそうな。

土の間に人二人。
回は、物が回転する様。
吝嗇りんしょくとあるようにケチの意。

弦が巻き付き伸びてゆく植物、
薔が完成。

薇は、草冠に微生物の微。

と昨日おさらいして今朝。
何の迷いなく書けている。

ばらの語源は、いばら:茨・荊・棘。

その昔、罪人を刺のある枝で打ち懲らしめた。
刑罰の道具が荊。






冬の憂鬱









GGは、勢いがついてきた。
檸檬も行ってみるか。

ところでなぜ薔薇と檸檬が書けるようになりたかったのか?
勘のいいひとならすぐ判る。

飲み屋でのアイテム。
退屈な時に書ける?
と得意な顔を作りたかったから。

檸檬は、なぜ漢字が存在するのだろう。
中国に先に存在していたのだそうな。
中国読みでネイモウ。

原産地は、インド。
日本の栽培は、明治6年の静岡県だそうな。

檸は、木偏に寧:ねい。
寧は、心が安らぐという意味。

寧漢字成り立ちを見ると
屋根・心・水盤・水盤を乗せる台で出来ている。
神仏への供物を著わしている。
こうする行為で心が安らぐことからこの字が出来上がる。

檸檬の匂いが気持ちを落ち着かせるから檸となったのだろうか?

次に檬:ボウ。
木偏に蒙。
蒙は、蒙古の蒙。
豕は、猪・豚。
カンムリに一で覆っている様子。
一番上に草冠。
草で隠された食肉となるのか。
木偏が付いてミカン科の低木を意味するようだ。
そこまでの過程が分からない。

檸檬は、匂いが心を穏やかにするミカン科の果実。
ということになるんだべか?

若干生煮えな解釈。
明日の朝にこの字が書けているだろうか?


今朝の写真に憂鬱と書いた。
憂鬱の憂は、優しいの人偏なし。
これは書ける。
が鬱は、どんな風に成り立っているの?
象形で出来上がっている漢字は、それを見ただけでなんとなく意味が見えてくる。

鬱もそんな一つ。
見ただけで気分が落ちる。
覚える気持ちも起きないもんな。


世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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