こんばんは。
出かけていて、この試合をDAZNで見たのが一日遅れの今日になってしまったので、エントリ更新が遅くなりました。リアルタイムで見られませんでしたが、無事に勝ってくれて良かったです。
8/11(土)18:00 J1第21節 清水 1 - 2 川崎 IAIスタジアム日本平
得点:5'ドウグラス(清水)、32’小林(川崎)、64'大島(川崎)
清水エスパルス 4-4-2
--------49ドウグラス--23北川--------
--19デューク----------------30金子--
---------17河井--10白崎----------
--25松原--4フレイレ-3ファンソッコ--28立田-
-------------13六反--------------
43分 49ドウグラスOUT → 29石毛IN
61分 19ミッチェル デュークOUT → 11村田IN
84分 17河井OUT → 18長谷川IN
川崎フロンターレ 4-2-3-1
-------------11小林--------------
--8阿部-----14中村-----41家長----
--------10大島----25守田---------
--2登里--7車屋---5谷口--18エウソン--
-------------1成龍---------------
76分 14中村OUT → 27鈴木N
77分 8阿部OUT → 37齋藤IN
90+3分 11小林OUT → 20知念IN
前節、等々力で悠が決めるべきところを決め、神奈川ダービーを完勝できたいい雰囲気はありましたが、開始早々に、悠が1対1を決めきれなかったところから嫌なものを感じてしまいました。
一方で、ドウグラスが、しっかりDFをかわし1対1を決めきって、早い時間帯に先制を許してしまいます。
この時点では、浦和戦のパターン同様、敗戦のフラグが立ったように感じてしまい、正直嫌な雰囲気を感じてしまいました。
清水としては、しっかり守って、隙あらばカウンターで追加点という対川崎の必勝パターンに持ち込む体制を許してしまったからです。
ですが、この試合、清水も織り込み済みだとは思いますが、川崎はボールは握れていましたし、ところどこでチャンスも作れていたので、追加点を許さず、先に同点弾を入ることができればと願っていました。
これが、思いのほか早い時間帯に悠が同点弾を決めてくれたので、一気に川崎に流れを持ってくることができたと思います。
清水側から見れば、川崎の左右の揺さぶりに耐え切れず、悠をフリーにしてしまったことが同点弾への反省でしょうか。もっとも悠とは、そういう外す動きがJリーグでトップクラスで得意な選手なので、そここそ気を付けなければいけないところなのですが。
また、清水の誤算の一つは、ドウグラスを不運な形で、早い時間帯に欠いたことでしょうか。システムを4-4-2から4-1-4-1にして対応できたことはともかく、得点を取るという怖さの部分がなくなったことで川崎は守備に回っても精神的にはそれほどの圧力を感じなかったのではないでしょうか。
僕が感じたこの試合の一番の収穫は、僚太の得点です。ここ最近、僚太が意識的にミドルを打っていたのは感じていましたが、今回、阿部ちゃん、悠と連携の中で、中央突破して僚太が決めたというは今後を含めても大きかったかと思います。
僚太のゴールへの意識が、単に外からのミドルにとどまらず、隙あらば前線とも絡んでフィニッシュまで持ち込むぞ、という姿勢をしめせれば、守る側からしたら脅威でしょう。
また、中央突破できたというのも、これまで中を締められるとなかなか崩せなかったところの呪縛から解放され、今後、中を単に締めるだけでは、僚太を含め、中央の連動性からゴールを生み出せるぞ、と相手に意識づけることで、川崎に対する相手チームは、より精度の高い守備を中央でも求められることになります。
そうなれば、サイドは空くことになるかもしれませんし、中央でも特に夏場は、DFの疲労度も進ませることができるかもしれません。
またこの試合に限らずですが、夏場の連戦に考慮しつつ、試合の締め方が確立されつつあるように思います。憲剛に代わるラルフ、阿部ちゃんに代わる学、悠に代わる知念、すべてリードした後に、守備固めしつつ、相手を疲労させ、攻撃の怖さを残すものです。
特に学のドリブルでの切れ込みは、後半の疲労したあの時間帯からでは脅威でしょう。得点を取れなかったとしても相手DFに更なる疲労を重ねさせるのに十分な脅威を与えてくれます。
もっとも学個人には、こういった使われ方を次の活躍場への踏み台にしてほしいと願っています。ここで終わる選手ではないと思っているので。
一方で、課題としては、夏場の連戦ということを考慮に入れても、パスミスやパスカットされることが多いように感じました。相手方の清水も同じくらいパスミスが多く、結果として相殺されることとなり大事に至ってないですが、パスを信条とする川崎としては、今後を考えると、より精度を上げていく必要があります。
また、フィニッシュの精度です。シュート本数、枠内シュート本数の割に、勝ったとは言え、ゴール数が2。もっと取れただろうと思ってしまいます。
もっとも試合をクローズさせることを主眼に置いているため、得点を取り続けないと守り切れないという数年前の川崎から成長している過程ということで見守りたいとは思います。
それでも点取ってなんぼの川崎もまた、魅力の一つでから、そこはバランスを見極め、攻撃的になるときは攻撃的な川崎であってほしいとも思います。
次は、鳥栖戦。神の子、フェルナンド・トーレスが等々力にやって来ます。夏場でも走力が落ちず、どちらかと言えば、苦手な部類のチームですが、首位追撃には負けられない試合になりますので、しっかり勝っていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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