色々バタバタしていて更新が遅れてしまい、もう冬ですよ?今さら台風の話?なのですが、作りかけていた記事をお蔵入りするのもな~と思ったのでせっかくなので公表しておきます。

台風の被害に遭われたみなさまに謹んでお見舞い申し上げます

今年は台風の当たり年(嬉しくないけど)でしたね。全国的に大きな被害が出ました。


さて、私ごと、他人様のお役に立てるようなツイートなんぞしていない(そもそもそんな目的でTwitter何ぞしていない)という自負がありましたが、このように役に立ったという有難いお言葉を頂きました。ということで、台風のメッカである弊県在住の台風対策(なるべく防災関係の本に書かれていないようなやつ)をご紹介しようかと思います。と、言っても殆どが停電対策なのですが…

なお、防災関係の本についてはこれが(電子版なら)無料で読めますしお手軽です。是非ご一読の上ここに書かれている対策を行って下さい。この本に記載されている通り準備を行っておけば基本的には台風の時でも大丈夫です。

東京防災
東京都
2016-03-30


それと、以前にもツイートしましたが、台風は地震と違って事前に想定ができる(=対策ができる)ものです。ある程度の備えはやっておくべきだと思います。

最低限やるべきこと:固定されていないものは飛ばされる。固定されているものも飛ばされる

台風21号の映像は多くの方がご覧になったかと思います。錨を降ろして停泊していたタンカーが流されるんです。トラックが横転するんです。外に置いていて固定されていないもの(物干しざお、ゴミ箱、自転車、植木鉢etc…)は家の中に入れるもしくは飛ばされないように固定するようにしましょう。重くて動かせない植木鉢などは事前に倒しておくのも手です。

そして、家(固定されているもの)すらも飛ばされる可能性があります。沖縄が台風の規模の割に被害が少ないのは多くの家が鉄筋コンクリートで作られているからです。お住まいが木造でそこそこ築年数が経過していて不安がある方や、お住まいの周辺が河川の氾濫や土砂災害の可能性がある方は自宅での避難は諦めて、自治体が用意する避難所に避難しましょう。どんなに遅くとも台風が強風域の間までに避難しましょう。暴風域に入ってからでは遅いです。

ガソリンを満タンにする

理由は二つです。1つ目は、既述の通り、固定されていないものは飛ばされるので、ガソリンを満タンにすることで、少しでも車重を重くし飛ばされないようにするためです。

2つ目は停電対策です。車が無事であればラジオやテレビで情報収集、携帯の充電、エアコンで暑さ対策などができます。もちろん車中泊にも使えます。

冷蔵庫で氷を大量に作っておきましょう

最近の冷蔵庫の保冷性能は高いようでして、北海道胆振東部地震の時のTLを見ていると、アイスが融けていなかったというツイートを散見しました。私の経験でも、丸一日ぐらいの停電では冷凍室の食べ物が完全に解凍していたということはなかったので特に問題はありませんでした。

一方冷蔵室ですが、万全を期すために、大量に作った氷を一部冷蔵室に移しておけば少しでもマシになります。
とは言え、牛乳、生肉、生魚などの腐りやすいものは不安なので、これは前もって処理しておきましょう。(肉や魚は火を通しておく、牛乳は飲んじゃうetc…)

それと、冷蔵庫をむやみに開けないこと。これら対策を行っておけば一日~二日は大丈夫です。(あくまでも経験談なので、腹壊しても責任は取れないので悪しからず。)


水の確保

停電すると水が出ませんが、意外と気づかない人が多いようです。さて、具体的にどう対策するかというと

生活用水はお風呂の浴槽に溜めておく。

お風呂の残り湯を次にお風呂に入る時まで残しておくようにしておくと日頃からの防災対策にもなりますね。飲料水以外の用途に使います。(お風呂は諦めて下さい)

飲料水は空のペットボトルに溜めておく。

市販のミネラルウォーターを備蓄するという提案をしている本などをよく見かけますが、そんなことをせずとも、空のペットボトルに溢れるくらい水道水を入れてしっかりと蓋を閉じて(要するに空気に触れさせない)保管すれば3日は持つと某自治体の水道局のチラシに書かれていました。

我が家ではキッチンにこうして保管した水道水を常備しており、料理をする時にこれから使うようにしています。こうすれば常に新しい水がある状態が保てます。

…と、ここまで長々と書いてしまいまして、1回で終わらなさそうなので、後編に続きます。(今更なネタなのに)後編はあると便利なグッズを書こうかと思います。

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