さて、映画の技法からはちょっと外れてしまいますが…

最近、ブログやツイッターに「海外で映画を学びたい!」という方から様々な質問が寄せられます。ですので、ここで一度、まとめてご質問に答えて行きたいと思います。

因みに、質問にはそれなりに失礼な物もあります。

「ウッチ映画大学で学びたいのですが学費はいくらですか?」
「ウッチ映画大学の入試にはどんなものがありますか?」
「寮生活がしたいのですがウッチ映画大学には寮がありますか?」

多くの留学経験者はこのような基本的な質問にはうんざりしています。

例えば、これが海外留学を目指していない、一般的な人からのご質問ならば話は違います。
興味と好奇心からの質問として暖かくお答えすることができますが『留学を目指している』『予定している』人からこのような質問が来ると、なんでこんな初歩的な事を質問するの?
この人本気で留学を考えてるの???と、思ってしまいます。

なぜなら、これらの質問は全てウッチ映画大学の公式HPに記載されている事です

我が校は海外留学生も多いので英語での対応もきっちりとしており、英語が苦手な方も、Google翻訳を利用すればそれなりに内容が把握できます。
正直に申しますと、このインターネット時代にこの程度の情報を自力で収集出来ない=収集する気もない方には個人的には海外留学はオススメしません。
なぜなら、今から外国語で専門技術を学ばなければならないと言う、意識も覚悟も見えないからです。

言葉がわからない=情報収拾が自力でできない。と言うのは物凄く危険な事です。
海外はあなたが想像している10倍は日本の常識が通用しません。そして、海外では誰も守ってくれません。自分で自分を守らなければなりません。自分の足りない部分は全て自分のツケとして何倍にもなって物理的に精神的にも返ってきます。

そうならない為にも、日本にいる時からしっかりと情報を得る習慣をつけておきましょう

最近ではSNSで海外生活や留学情報を発信している経験者の方が沢山います。おそらく、海外生活に臨に際し、大変役にたつものです。そこで、一つ念頭に置いておいて欲しいこと。
それらの情報は彼らが苦労した上で獲得した経験である…と言うこと。

その経験も情報もタダで得られたとは思わないで下さい。
それらの情報はあくまで善意による発信である事を忘れないで下さい。
世の中には何十万もとって情報提供をお金にしている団体、企業もあります。
ですので、情報提供者には、ほんの少しでも良いのでありがとうの気持ちと、無駄な質問=手間はかけない…という心がけを忘れないで下さい。

自力で調べられるものはとことん調べる。それでも分からない時は色んな人に聞いてみましょう。私も含め、多くの人は本気で悩んでいる人には力になりたいと思ってらっしゃる方が多いと思います。その善意を当たり前のものと思わずに、情報収拾をして下さい。

海外生活では人への感謝が一番の成功の秘訣だと思っているので…!

さて、偉そうに書きましたが、かく言う私も未熟なまま海外渡航をした1人です。
色んな方にたくさん迷惑をかけました。
それを踏まえた上で自分の経験を元に、誰かの参考になればと思い、ここに記していきます。
私が留学を決めたのは10年前です。当時と随分、変わったこともあるかと思いますが、一つの意見として読んで下さい。

それでは次回より具体的な内容に入っていきます。