蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

北斎ホールシアター制作発表❣

2020年09月13日 23時18分58秒 | 日記

今日は小布施北斎ホールシアター2020の制作発表!

午前中は、基礎訓練&シーン稽古後
制作発表でお見せするエンディングダンスの稽古。

13:00、地元ケーブルテレビや新聞社の記者さんや
実行委員長始め委員の皆さまが続々と到着。

13:30 制作発表スタート!

始めに多目的ホールにてキャスト全員で
「エンディングダンス」をご披露❣

見学されていた方々から大きな拍手をいただきました~

キャスト陣は、皆さまからお褒めの言葉をいただき
今後の励みになったことでしょう💛

このエンディングダンスは3年目ということもあり
クオリティが毎年UP↑して
現段階でも見ごたえあるシーンになっている。

本番がますます楽しみ~~

その後、会場を会議室に移して
報道向けの詳細説明を行った。

キャスト陣はこの間、それぞれ自主稽古。

記者さんからインタビューされ
私は、下記のように回答した。


昨年、小布施町は台風19号災害に遭遇し
多くの方が被災されました。

ここは昔から千曲川と松川の氾濫で
苦しんできた地域です。

江戸時代初期、改易によって
この地の殿様になった福島正則公は
治水事業に着手し、水田を造成し
民の生活を豊かにしてくださいました。

今回は、この治水事業を主軸においた舞台です。

古代から人間は、水害と闘い続けてきています。
水は人間にとって何よりも大切なものですが
豪雨や台風による水害により、これまでも
多くの命が失われてきました。
「川を制する者は国を制する」と言われるほど
治水は国を治める者にとって、重要な事業でした。
それは現代にも引き継がれ、今後もずっと続くことでしょう。
自然と対峙する戦国~江戸時代の人々に思いを馳せ
自然と共存していくためにどうすれば良いか
考えるきっかけになっていただければ・・・と思います。

また、今年はコロナ禍により上演が危ぶまれる中
実行委員会の皆様が「この市民劇には生きる力がある」と
仰ってくださり、町の中で反対の声が上がっても
何としても上演するという強い決意で、感染症対策を施し
稽古を継続をさせてくださったことに深く感謝しています。

お陰様で参加者は生き生きと稽古に励んでいます。
皆様に生きる力を感じていただき
元気の波動が伝播する舞台を提出したいと思っています。


大きく頷いてくださる記者さんを見て、ホッ(^-^;

制作発表が終了し、14:15から稽古再開。

シーンの抜き稽古をして、15:00からは
ボーカリスト・miyu*さんによる歌唱指導開始♪

 

 

全部で13曲!!

多いなー

けど、ミュージカルではありません(^-^;

作曲家のメンターさんも参加してくださり
お二人から的確なアドバイスをいただくことが出来た。

いよいよ再来週はレコーディング❣

あ、今回はコロナ対応により
歌は全て録音することになっていまして💦

歌は飛沫が飛びやすいらしく
未だに活動再開できていない合唱団もあるようです。

今年の舞台は、ある意味、特別なステージになるでしょう。

コロナ禍の中で大勢が出演する市民劇・・・

無事に本番を迎えられるよう祈る日々です。

 



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