（全米の主要テレビ局ネットワーク NBC, CBS, ABC, Fox, CNN と主要新聞 USA Today, the Wall Street Journal, the New York Times, New York Post, Los Angeles Times, the Washington Post の情報源による）
（１）新型コロナウイルス（COVID-19) 渦下での人々の大移動（1日で100万人以上）ーー祝日「感謝祭（Thanksgiving) 」ウイーク
サンクスギヴィング（11月の4番目の木曜日の祭日で、作物の収穫に感謝する日。特に七面鳥の肉料理で祝う。）ウイーク休暇で全米の人たちの移動が始まった。この2週間で2,300万人が感染し、2,000人以上の人が死亡しているにもかかわらず、連邦・各州政府などの警告を無視して旅行に行き始めた。
（２）民間ロケット「 Space X Falcon 9 」で多数のインターネット中継衛星（Starlink internet relay satellites) を打ち上げ
今年のロケット23回目の打ち上げで、60個のインターネット中継衛星を同時に軌道に乗せた。今までに独自の衛星が955個回っており、世界を取り巻く衛星星座を作り上げようとしている。すでに100回のロケット発射を行っている。
（３）米国ビザ取得に保証金必要［日本は入っていない］
米国務省の発表では、世界の23ヵ国（うち15ヵ国はアフリカ諸国）を対象に、ビザB-1（商用など）とB-2 （旅行など）の取得に1人5,000～15,000ドル（日本円で約52～156万円）の保証金を徴収する。滞在期間を過ぎても不法滞在する訪問者が多いため、12月24日から6か月間施行予定。
（４）ハワイ州の葛藤（conflict)
観光産業で成り立っているハワイでは経済が深刻で、全米失業率が平均6.9％に対し、州内では14.3％。米国内の人の往来を、コロナ（COVID-19) の感染予防（感染陰性で14日間の隔離）規制から先月はずしたが、急激に拡大している感染で経済とのバランスに困惑を続けている。
■YS
