野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

ベジフルツアー in 福井 その7

2018年08月14日 20時36分58秒 | こちら「831放浪記♪」
ベジフルツアー in 福井 2日目。


続いて向かったのが、「御食国若狭おばま食文化館」。

まず、小浜市の伝統工芸品「若狭塗り箸」の研ぎ出し体験をおこないました。

あらかじめ下地や模様を塗られ、
その上に漆塗りされたお箸をヤスリで研いで模様を出していくのです。

が、なかなか力加減が難しい。

ちょっとした力加減で模様の出方が違ってきます。


で、出来上がったのがコチラ。




そのあと、日本の食文化について、
学芸員さんに解説して頂きながら館内巡り。


日本食の1つ「寿司」の展示では・・・。


奈良・吉野の名産「柿の葉寿司」も紹介されてました。


「雑煮」では、奈良県でお餅にきな粉をつけて食べられている事も紹介。
(展示では、奈良県添上郡となっていて、大根は半月切りになってました。)

また、小浜市は杉田玄白ゆかりの地。

そして、「養生七不可」、つまり長生きするための7つの「しないこと」も唱えているのです。


現代にも通じますね。


しかも、こちら「御食国若狭おばま食文化館」では、昨年、
杉田玄白没後200年を記念して、
「現代版養生七不可」を募集されました。



で、入賞作品がコチラ。
どの作品か忘れましたが、
高校生、大学生の作品もあるとのこと。

後日、知人から聞いたのですが、
小浜市は教育レベルが高く、地元の食文化の勉強も積極的に取り組んでいるとのこと。
高校生、大学生が入賞するのも納得ですね。

更に、若狭は奈良時代から食を通じた交流があると言われてます。

奈良・東大寺二月堂で、毎年3月に行われる「お水取り」。

そこで使われるお水は若狭のお水で、10日かけて奈良に届くと言われてます。
お水取りの10日前には若狭の地で「お水送り」が行われるのです。

若狭は結構奈良とつながりがあるのですね。
先ほどの葛といい。


さて、ランチは「濱の四季」にて
コチラの店長さんは野菜ソムリエさんです。


「鯖街道御膳」。


で、頂いた鯖料理の数々。








鯖料理は肉厚でフワッとしていて美味しかったです。
しかも、鯖特有の臭みも殆どなく、旨味がギュッと詰まってました。


そうそう、お箸は伝統工芸品「若狭塗り箸」です。
細かいところまでコダワル・・・ココ、フードツーリズムで大事です!

結構、このあたり、ありきたりの割りばしだったりする場合が少なくないのです。

地元の資源を活かすって言われて久しいですが、まさにこのことだと思います。

その後は「JA若狭 ふれあい市場」でお買い物をしたのち、
ネギとミニトマトの溶液栽培の大規模ハウスを見学。

次回に続きます。

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