足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

米中問題の暗雲が晴れるか

2019-10-22 14:01:42 | 投資戦略
東京市場は天皇の即位礼で休場。
しかしアジアの株式市場は活況で上昇した。米トランプ大統領が米中会談の進展をみて「中国との関係は順調に進んでいる」と語り株式相場は前向きに動いた。両国に関係あるサプライチエーンが大きく動くという期待観が強まった。
米中会談をリードした中国の代表が「11月中旬にチリで開催されるアジア-パシフィック・サミットで米中の首脳が協定の合意にサイン予定」と語り、両国の関係が急回転をはじめることを確認した。
「11月中旬には第一段階の協定が結ばれる。これまでは具体的な合意の内容がなかったが、今回は第一段階として明確に内容が明示され、両国間を結ぶ橋の内容が明示される。橋の距離は長くはない」というのが両国の見方である。

今回の合意をみてハンセン指数、上海総合指数が動き、シンセン指数、インドネシア、韓国、台湾、インドネシア、シンガポール、オーストラリアの株価が軒並み上昇した。特に輸出関連株の人気が目立った。
昨年来、中国とその周辺株の人気が米中間の軋轢で伸び悩んでいたが、先行き障害物が消えた。
東京市場の前に立ちはだかってきた暗雲が消え始めた
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