27度、もはや夏!『晴天のリュクサンブール庭園散歩』
先々週末と先週末は、それはそれはよく晴れて土曜は気温も27度まで上がりました。春を通り越して、もはや気候は夏を先取り!長い冬を経て春になり、待ち焦がれた太陽が出たら、パリジャンたちが向かうのは公園、川辺、そしてテラスと決まっています。冬の間不足していた太陽を浴びに、大好きなリュクサンブール庭園へ散歩に出かけました。もはや太陽が痛いレベルの晴天なので木陰が気持ち良い気候。でもね、リュクサンブール庭園の木陰は🕊たちの楽園でもあるのです。肩に何かが落ちた衝撃を感じた瞬間それが木の葉でも木の実でもないことが見るまでもなくわかっている、あの絶望…この日は2年ぶり、2度目となるピジョンアタックを受けてしまいました…涙肩にかけていたカーディガンに直撃したので、バッグやTシャツは無事でしたが…とっても良い運が向いてきたということにしておきます。。(ティッシュと消毒ジェルを片手に、水道へ直行しました)庭園の一部は芝生エリアとなっていて晴れた日は、ピクニックをするパリジャンたちで賑わいます。芝生を求めて、このエリアへ来てみたものの…晴れた日に、考えることはみんな同じなのです。見渡す限り、人人人!老若男女問わず、まるで椅子取りゲームような芝生争いが繰り広げられていたのでした。ちょっと空いているスペースに座ってみたものの隣のグループとの距離が近すぎて…早々に退散しました。この芝生でボーッとするのは、平日の午前中に限る!リュクサンブール庭園は、庭師たちが作り上げる花壇も見所のひとつなのですが先週は季節に合わせて、チューリップが並んでいました。猫とは相性が良くないので家には飾らないことにしているチューリップ。ここぞとばかりに、たっぷりと堪能しました。10年来、いつか行ってみたいデスティネーションに君臨するオランダのキューケンコフ公園は一面、こんな感じなのかしら…。最後は、オデオンへ移動してお気に入りのジェラーテリア・GROMでシメ。ピスタチオ、キャラメル、ココナッツ。シチリア島のパレルモで、とっても暑い日に名産品であるピスタチオのジェラートを食べてからイタリアン系のジェラートでは、ピスタチオ味が大のお気に入りになりました。パリでこれまでに試したピスタチオジェラートの中ではGROMが一番、シチリアのジェラートに近いお味なのです。ジリジリと肌を焼く太陽、爽やかな風が吹き抜ける木陰、そして目に見えて陽気になる人々が集う芝生やテラス。もうすぐ、パリの夏がやってきます。今年はオリンピックとパラリンピックが開催されるためパリは落ち着かない夏となりそうですが、それでもやっぱり、パリの夏は素敵なのです。今週は最低気温5度を下回る日があったりしてにわか雨と、雹まで降ったりして、読めないお天気で冬のコートに逆戻りしてしまったけれどそろそろ、本格的な夏服を出そうかなと思っています。 Gelateria GROMGROM SEINE81 rue de Seine, 7500601 40 46 92 60