草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

暴力容認のアンティファの行動様式は「友敵理論」の左翼版だ!

2020年10月23日 | 思想家

アンティファは敵と味方を区別し、敵に対しては情け容赦がない。ポリティカル・コレクトネスのより先鋭化したグループであり、ロゴの二本の旗はアナーキズムと共産主義を意味する。自分たちが「ファシスト」と認定すれば、罵詈雑言を浴びせるとともに、言論の機会を奪うことも許されると思っている▼いうまでもなく、カール・シュミットが主張する「友敵理論」の左翼版である。自分と考えが違う者たちを抹殺するためには、手段を選ばないのである。勝手に名乗ることができる組織であることから、日本においてもアンティファの旗を掲げる者たちがいる。滑稽なことには、日本のメインストリームメディアに登場する学者にも、アンティファに迎合する跳ね上がりがいる。アンティファの主義主張を理解せず、時代の潮流だと勘違いをしているのである▼共産主義の歴史的な実験の失敗が明らかになったことで、左翼はもはや言論では太刀打ちできない。暴力を前面に出すことで主導権を握りたいのである。背後には全体主義国家の暗躍があることも忘れてはならない。誰であろうとも、言論に対して暴力を行使することは容認されるべきではない。自由と民主主義を守り抜くためには、左右の全体主義者に常に警戒を怠ってはならないのである。

 


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「左翼」学者たち (嫌韓有理)
2020-10-23 17:19:16
 日本共産党は、結党以来、半世紀以上、旧・ソ連邦や中国や「北朝鮮」を「社会主義国」だとプロパガンダした。それらの国に「言論・表現の自由」「学問の自由」は、微塵もなかった。
 そんなことは気にも留めず、日本共産党に同調する「左翼」学者は、「学問の自由」を看板に、ひたすら共産主義(マルクス主義)をプロパガンダしてきた。羊頭狗肉である。

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