江戸 小紋柄のステンレス | ステンレス研磨の伝道師。「私たちは金属化粧師です」 

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いつも、様々な研磨をしているのですが、皆様が見かけるステンレス仕上げはほんの一握りなんです。
ですから! 日々 生まれてくる研磨の表情を少しづつお伝えしていくブログです。 金属好きな人、ご期待ください。

前回、小紋柄のステンレスでのライティング・映り込みを検証してみました。
今回は、大型のパネル化した場合の外観を屋外で検証してみました。
 

まず、小紋柄のテクスチャーは

 

パネル化の手順は

①表面の金属材料を4辺曲げています。
②その背面に補強材として1.0mmのステンレスを貼り合わせています。
 (※1.0mmステンレスの4辺曲げものは貼り付けていません。)
③周囲に補強の骨を回しています。
 (※今回は3.0mm x20mmのアングルを用いています。)
④中央に約500mmピッチで補強の横支えを入れています。
⑤今回は溶接ではなくて接着工法で行っています。
 参考:3M japan社のメタルボンダー紹介動画→コチラ

 

パネル化した屋外の外観は

このようになります。

曲げ部分には少しテクスチャーが残ります。

角部分はこのような感じになります。

正面からです。

 

細かいテクスチャーなのでこれまでの3次元ステンレス意匠とはずいぶん印象が違います。

鏡面のベースではなくて、ゴールド色のステンレスや、シャンパンゴールドのステンレスのほうが似合っているように思いました。

屋外での見え方はこのようになりますが、やはりこの意匠は屋内でご使用される方が良い感じがします。

どのように感じられましたか?

 

 

 

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