74年前の8月6日は日本人なら誰でも知っている。
広島に原爆が投下され、約11万人が一瞬にして、この世からいなくなった。
亡くなった広島の皆さんに哀悼の意を表します。
人間の歴史が始まって以来、一瞬にして11万もの命を奪ったのは、
例がないことである。
ホロコーストというのは、まさにこのことをいう。
※ホロコーストとは「焼き尽くす」という意味がある
広島だけでなく、長崎の原爆、そして都市への無差別爆撃(空襲)
これら全て、国際法違反である。
今更、反米感情を煽る気はないが、アメリカという国はそういうことを
なんとも思わない人達の集合であるという認識は必要だ。
日本人はとかく、外国人も日本人と同じような感覚持っていると勘違いしている人が多い。
だから・・・
「話せばわかる」
と思っている。
(広島に原爆を投下したB-29 エノラゲイ)
「人間誰でも人の子だから、話せばわかり合える」
などといって軍隊や兵器を否定する。
(原爆の熱で一瞬に炭になった人々)
(日本を再びこのような状況にしてよいだろうか?)
戦う道具や戦う人達がいなくなったら、
平和になって皆仲良く暮らせるなどという思考は、幼稚園児でしかない。
もしくは、人のことを理解しようとしない上から目線の発想でしかない。
なぜなら、話し合いで人をコントロール出来ると思っているからだ。
話し合いで、どうにもならないのは北朝鮮で経験済みだ。
北朝鮮を引き合いに出さなくても、
個人のつきあいで、話し合いが決裂するのは日常茶飯事だ。
それが裁判に発展したり、暴力沙汰になることも珍しくない。
日本人同士でもそうなのに、文化も言語も違う外国人となると
なおさら話し合いは困難である。
8月6日の原爆投下より前に、日本は和平交渉の道を探って外交努力していた。
しかし、アメリカとしては原爆の人体実験をしたかったので、
日本がこれ以上戦えないことは知っていたが、原爆を落とすまで引き延ばした。
https://www.amazon.co.jp/原爆を投下するまで日本を降伏させるな――トルーマンとバーンズの陰謀-鳥居-民/dp/4794214081
8月15日の終戦後アメリカは、広島と長崎をつぶさに調査している。
(原爆の種類の違いで、どの程度の影響を及ぼしたのかなどのデータを取っていった)
そのことからも、自責の念というのは感じられない。
そもそも、自責の念があるなら核兵器を放棄しているだろうし、
博物館にB-29と原爆のレプリカの展示などしない。
このように、話し合いではどうにもならない例は枚挙にいとまがない。
それは、各国に思惑があるからだ。
その思惑から身を守るには、国自身が知恵を絞るしかない。
誰も助けてくれない。
日本人はお人好しすぎて、各国の「思惑」を考える人が少ない。
例えば、海外投資家が日本の企業の株を自由に売買できるようになって
喜んでいる日本人がいるけど、海外投資家というのは、投資したお金以上の配当金を
稼げるから投資しているのであって、日本の技術開発に寄与しようとしているわけではない。
つまり、日本人が稼ぐ冨を横から収奪していこうという思惑があるのだ。
極端に言ってしまえば、日本がどうなろうが、世界の国々は知ったこっちゃないのだ。
だから、原爆を落とすことが出来るし、日本の冨を収奪しようと考えるのである。
(長崎の投下後の街を撮影する米軍)
それが、現実だと認識した上で
「3発目の原爆が日本に落とされないように
するには、どうすればよいか」
を真剣に且つ具体的に考えなければならない。
先人達は、日本が生き残るにはどうすればよいかを真剣に考えてきた。
国連依存、米国依存で日本の未来はあるだろうか?
広島で亡くなった人達は現在の日本を見て、どんな風に思っているだろうか?
8月6日という日に、そういうことを想像してみるのもよいと思う。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
「今のままでは駄目だ!先人達の死を無駄にしないためにも
今一度、日本のあり方を考える必要がある」
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