北朝鮮のミサイル発射はアメリカの意図かもしれない | 同床異夢

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5月9日 北朝鮮がミサイルを日本海に向けて発射したことは、

皆さんご存知だろう。

 

     (9日 北朝鮮が軍事演習で発射したミサイル)

 

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「北朝鮮の行動は訳がわからない」

「何かやらかすつもりなのか?」

 

と思った人も多いのではないだろうか?

 

同じ時期に、アメリカが北朝鮮籍の貨物船を拿捕した発表した。

 

北朝鮮の貨物船、米国が差し押さえ 制裁違反の石炭輸出か (5月10日 BBC)

北朝鮮が石炭を輸出しようとしたのを、アメリカが発見した。

 (アメリカに拿捕された北朝鮮籍の輸送船「ワイズ オネスト」)

 

国連安保理の経済制裁に我慢出来なくなって、ミサイルを発射したのでは?

という見方をする人も多い。

現に、BBCもそのような記事を掲載している。

北朝鮮、再び飛翔体2発を発射 「我慢の限界」のサインか(5月10日 BBC)

 

この北朝鮮の輸送船「ワイズ オネスト」の維持費はアメリカの銀行を

通して、米ドルで支払われていた。(BBCの記事に記載されている)

 

ここで、疑問に思わないだろうか?

国連安保理で経済制裁を受けている北朝鮮に協力するアメリカの銀行があるのか?と

 

北朝鮮がミサイルを発射した同時刻に、アメリカもICBMの発射実験を行っている。

 

北朝鮮のミサイル発射直後、アメリカはICBMを発射していた

(5月10日 ニューズウィーク 日本版)

 

北朝鮮が発射したミサイルは、射程500キロ程度の短距離ミサイルである。

しかも発射された場所は、中国大陸に近い西海岸側の亀城(クソン)付近である。

報道では、日本海に落ちたことばかりに注目しているが

その半径上には北京があることを知ってもらいたい。

 

     (中国大陸と国境が近い所から発射している)

 

アメリカはカリフォルニアから6700キロ離れた南太平洋のマーシャル諸島に向けて

大陸間弾道ミサイルを発射している。北朝鮮の発射から11分後である。

偶然にしては、出来すぎているような気がする。

   (米軍大陸間弾道ミサイル ミニットマン3)

 

そして、トランプ大統領は、韓国が北朝鮮に食糧支援することを支持している。

 

北朝鮮への食糧支援を支持 トランプ氏(5月8日 日経新聞)

トランプ大統領と文在寅は電話会談し、

 

「韓国が人道的なレベルで北朝鮮に食糧を提供することは

時宜にかなっている」

 

とトランプは語った。

 

北朝鮮が短距離ミサイルを発射した直後に、こういう発言をするということは

トランプは、北朝鮮のミサイル発射を怒っていないことになる。

また北朝鮮に食料援助することにも、お咎めなしだ。

 

つまり、アメリカはすべて解った上なのだ。

 

「一体、どうなっているんだ?」

 

と思われた方もいるかもしれない。

 

しかし、アメリカの行動は、ぶれずに一直線に進んでいる。

今回の一連のニュースは、すべて

 

C H I N A

対策の一環なのである。

 

北朝鮮に短距離ミサイルを発射させ、自らも大陸間弾道弾を発射する。

経済的にも、軍事的にも中国包囲網を形成させているのだ。

米中通商協議、合意なく終了 (5月11日 CNN)

米、対中制裁関税引き上げ発動(5月11日 日経新聞)

 

      (中国 大連にあるコンテナ基地)

 

日本のメディアだけを見ていたら、中々理解できないが

アメリカと中国は戦争状態に近い状態にある。

 

「貿易交渉」などと言っているが、

実際はそんな生ぬるいものではない。

アメリカは本気であることが、一連のニュースで理解できると思う。

 

北朝鮮は、生かさず殺さずの状態を保つのが、アメリカにとってよいのだろう。

中国側につかれるとやっかいなので、それをさせないさじ加減を行っている。

だから、安保理違反には対処し、自国以外の国が北を支援することには反対しない。

日本も金づるだと思われている。

 

私の勝手な思い込みだと思われるかもしれないが、北朝鮮が短距離ミサイルをこのタイミング

で発射したり、このタイミングで韓国が北に対して食料支援するのは、

それなりの理由があるからだと思う。

 

その理由を少し考えてニュースを繋げてみた。

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最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

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