コダワリの女のひとりごと

食べ物と風景のブログ💖鉄道、ご当地グルメ&スイーツ、レスミルズが好き💖47都道府県と世界50ヵ国踏破✈️JGC JMB♦

甲州市近代産業遺産【宮光園】日本のワインの歴史はここから始まった

2019-01-21 | 旅 山梨県

勝沼へは何度も行き、いつも建物の前は通っているけれど行ったことがなかった宮光園。
お友達のおすすめで案内していただきました。

宮光園は、宮崎光太郎が創業した葡萄酒醸造所と観光葡萄園の総称。
JR勝沼ぶどう郷駅から車で10分ほど。

 


宮光園のお隣にはワインびんむすめでおなじみメルシャンさんのメルシャンワインギャラリーレストランもあります。

そういえば勝沼のワイナリーをいろいろ見学しているのにメルシャンさんはまだ行ったことがないです。が残念なことにこの日はシャトーメルシャンのワインギャラリー(ワインギャラリー=有料試飲ができるカフェがある建物)は閉館でやはりご縁がありませんでした。
メルシャンのワインをおつまみとともに楽しめるようです。

天皇陛下も行啓訪問しているみたいです。

シャトーメルシャンギャラリーにはテラスと庭があり、こちらでワインを楽しめるそうです。
歴史がある勝沼のワイナリーはぶどう畑と並んで、和灯篭がたくさんあります。ワインギャラリーの奥は広場がありぶどう畑が広がり、フランスにいます。といっても信じられそうな風景。
ですが、点在する和な石灯篭とコラボしてなかなか不思議な光景。

 

あ、鳥居平の鳥居です。
勝沼ではぶどうまつりのときに京都の大文字焼きみたいに焼くそうで鳥居焼きになるみたいです。そして、この鳥居焼きのために勝沼の中学生がたいまつをもって山まで走るのだとか。

今でこそ、日本を代表するワイナリーの街となりましたが、日本で初めてのワイン造りを続けることはそれは大変だったのだろうと思います。

和灯篭などに交じって「ボルドウ神社」があります。
メルシャンワインギャラリーの庭のテラス席のさらに奥の方にあるボルドウ神社。

昔、この地のぶどうに病気が蔓延した際にフランスの農薬であるボルドー液を散布してぶどう栽培が続けられるようになったことから、感謝するために建立した神社とのこと。

そして、メルシャンギャラリーの向かい側にある宮光園。

今でこそ日本国内いろんな場所にワイナリーもありますが、日本におけるワインの発祥の地はここ勝沼。そして、この宮光園なのだそうです。

 

 宮光園では貴重な大正末期から昭和にかけての宮光園の様子を知ることができる35mmフィルムが現存していたそうで、当時の貴重な様子をビデオで観ることができます。

「宮崎光太郎のブドウ園」なので宮光園とのこと。


 
現在の勝沼のぶどう栽培
明治政府の殖産興業政策を受けて、山梨県政においても製糸業など殖産興業政策が実施されました。
明治初期に県政を主導した山梨県令・藤村紫朗の指導によって、1877年(明治10年)に大日本山梨葡萄酒会社が設立され、2人の若者(土屋龍憲(助次郎)、高野正誠)をフランスへ留学させたのだそうです。 

宮光園では2人が帰国した1879年(明治12年)にワイン造りを開始しました。
宮崎光太郎の自宅は開放され、見学できます。
天皇陛下がご休憩されらお部屋だそうですよ。
 

ビデオ鑑賞する席にはパイプ椅子に交じって、皇室や貴族の方のために用意されたという椅子も混じっているのでぜひ座ってみてください。私ももちろんその席でビデオを見せていただきました。
 
 
 
建物のガラスは当時のままなので、ゆがんだ手作りのガラスが入ってます。
 
そして、建物には地下室があり養蚕もしていたので、蚕室として使われていたのでは??とのこと。
入り口は玄関の三和土の下にありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
歴まちカード
山梨県だけでなく近隣の県との合同での取り組みらしく、県内にある歴史ある建物を見学するとダムカードみたいなカードがもらるそうです。
長野や小田原もあるようなのでエリハは関東甲信越なのでしょうかね。
 

宮光園
甲州市勝沼町下岩崎1741番地
観覧時間
午前9時から午後4時30分(受付は午後4時まで)
休館日
火曜日(祝祭日にあたる場合は、その翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
アクセス
車:中央自動車道勝沼ICより5分
電車:JR中央線勝沼ぶどう郷駅下車
市民バス利用:勝沼地域市民バス「ワイン村河川公園前」バス停下車3分



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【練馬】ビカミラボラトリー... | トップ | 山梨県甲州市 cafe VINHO(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

旅 山梨県」カテゴリの最新記事