跳べない蛙 北朝鮮「洗脳文学」の実体
読んでみました
北朝鮮の文学界で作家として
小説を書いていた著者だからこそ知り得る
「矛盾だらけの社会を美しく描き群衆を教育するためのテキスト」が作られる過程をあかす
著者は日本で生まれ育った元在日コリアンで
六〇年代にピークであった“帰国事業"で
北朝鮮に移住し、数十年後に命がけで「北」を脱出しています
北朝鮮に帰国してから
作家の活動をするまでがメインに書かれています
著者の祖父が朝鮮総連の幹部だったので
祖父祖母と孫の著者が 帰国したことになります
帰国してどのように生活していたか
理想と現実のギャップがすごい
また 中盤では三代にわたって世襲を遂げた
金王朝が70年代から2000年以降までの間
どのようにして人民を掌握したのか
その手法が分かりやすく書かれています
そして その人民操作の手法として
「文学」をどのように使っているのか
職業小説家とは どんな方法で小説を書くのか
しっかりした検閲とジャンル分けがなされてます
偉大なる首領さまが どんなに慈悲深く温かいかと
話のオチがすでに見えている
戦時中の日本を彷彿とさせる
金王朝万歳作品が 生産される過程に
びっくりさせられました
また著者は 中学生まで日本で育っているので
北朝鮮でも 在日を主人公にした作品を
書かれているくらいですので
日本語に堪能で とても分かりやすいです
日本から見ると
なぜ 北の人たちは洗脳されたままなの
という疑問がわくと思うんですが
この国をあげての 洗脳教育
飴と鞭を使い分けた施策には
ちょっと感心してしまいました
北のことを書かれた本では
政治色が強いものが多いですが
これは 著者個人の体験談から
特権階級まで
生の国民の声が反映されていて
とても興味深く読めました
ちょっと表紙がハードすぎて
堅苦しい本かと
敬遠されるかもしれませんが
とても面白かったです
手帳はアナログ派?デジタル派?
手帳は使ってません
でも 予定はすべてカレンダーに
家族全員分書き込みなので
アナログ派ですね
でも 増え続ける
IDとパスワードは
スマホに( ..)φメモメモ
デジタルだろうが
アナログだろうが
「すぐ その場で( ..)φメモメモ」
をしとかないと
あっという間に忘れてしまいます・・・
今日から旦那さんが
4日間 お江戸に出張してます
朝 5:40に家を出ていきました
旦那一人が少ないだけで
ものすごく楽
時間が余る余る
食材も余る余る
これで一人暮らしになったら
縦のものは縦のまま
自分以外に 移動させる人がないって
すごいことですね
出来れば 私が出張して
ビジネスホテルで夜はのんびりしたかった・・・
ぽちーーーーと
お願いいたします