東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

桃生城 西暦760年完成 14年後焼失

2020-11-10 | 歴史散歩
 桃生城(ものうじょう)は宮城県旧桃生郡にあり、現在は石巻市と合併されている。北上川の下流、涌谷の東にある。

 西暦758年(天平宝字2年)造営開始、2年後760年(天平宝字4年)完成、774年(宝亀5年)に海道の蝦夷(えみし)の攻撃を受け焼失したとある。
 その後に伊治公呰麻呂の乱(宝亀の乱)780年(宝亀11年)があり、東北蝦夷の大規模な反乱につながる。多賀城の設置以後、涌谷の金の産出があり、その後に多賀城の出城である桃生城を築いた時期は、朝廷側の動きが大きな圧力となったと推測できる。

 現地の桃生城跡は、教育委員会の発掘調査の跡は公開されていないのか、城跡の小高い丘の取り付きが不明だった。バイクで行って民家の裏庭に迷い込んだりして、迷惑がかかりそうだったので、結局は発掘跡にたどり着けなかったという次第です。






コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 会津逍遥 | トップ | 蔵王冬の始まり3万歩 »

コメントを投稿

歴史散歩」カテゴリの最新記事