物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

本の索引は重要だ

2019-09-12 13:31:05 | 日記

「本の索引は重要だ」。これはいくら強調してもしすぎることはない。

いくつかの本においてとても興味深いのだが、索引が完備していない、または、まったくないためにあまり本としては便利でない本がしばしばある。

私はたいてい何かを調べるときに本の索引を利用している。例えば、ごく最近では「平行移動」とかいったキーワードの記述を索引で探している。

本によってはその目次ですら、簡単な章のタイトルだけしかないものもある。こういう本はほとんど何かを探すには役立たない。

小著『数学散歩』を書いたときに、索引をつけなかったのは失敗だった。それでその中から抜粋した書『物理数学散歩』を出したときには、索引をつけた。もっともそれがどれほど役に立っているかは知らない。

『四元数の発見』(海鳴社)にも索引はつけたが、あまり役にたっているかどうかはわからない。でもまったくないよりはいいという程度であろう。 

というのは『四元数の発見』は使い勝手がもう一つよくないかもしれないから。ハンドブック的な使用にこたえるのは、今野先生の『四元数』(森北出版)のほうかもしれない。そういう本の使い方があると今野さんの本がでてようやくわかった。


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