それはまた別のお話

観劇とか映画とかの感想文を少しずつ

「ジャージー・ボーイズ」 横浜凱旋公演 11/10前楽・11/11大千穐楽

2018-11-13 | 舞台
ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」凱旋公演 神奈川県民ホール
11/10(土)マチネ WHITE 1階19列センター
11/11(日)マチネ BLUE 1階11列上手

【出演】
WHITE 中川晃教 / 中河内雅貴 / 海宝直人 / 福井晶一 / 太田基裕 / 畠中洋 / 阿部裕 他
BLUE  中川晃教 / 伊礼彼方 / spi / 矢崎広 / 太田基裕 / 畠中洋 / 阿部裕 他

まずは、2016年初演の大千穐楽の私の記録をお読みください…
そう、あのときもカテコで爆弾が。

"あっきーが「…この…劇場で…再び…みなさんと…お逢いできます…」と小出しで重大発表をしたときの、客席の「ええええっっっっ!」という地響きのような歓声(まさに狂喜乱舞のご熱狂)と、共演者の方々の「マジかよ!」という顔、これも忘れられない"

再演の大千穐楽で発表された公演のCDリリースのことを聴いたときも、こんな感じでした。
今まで英語詩以外の音源化は難しいと聞いていたし、東宝さんに「CD出してください!」と呟きながら「でも無理だろうし」と思ってました。
客席を埋めた我々も貢献したと思うけど、改めて東宝さんのご尽力に感謝いたします。

CD音源が出る、というのはもちろん「何度でもあの感動を味わえる」という自分事情で嬉しいのですが、
何よりも「あの瞬間の音楽を遺す」ことをしてくれたことが嬉しい。
あの日本語訳詞、あのハーモニー、自分の頭の中で何度も反芻した音楽、これはいつの間にか色が褪せてしまうから。
そして、あっきーのあのトワングも、何十年先には「褪せる」日が来てしまうから。
カテコであっきーが言及していたように、JBという作品は受け継がれ何度も再演すると思うけれど。
何十年先の再々々々演のときに「CD音源もあるけど、あたし初演の初日実際に観たんだよね、で初演のヴァリってね…」自慢するの。
(それまで頑張って長生きします)

公演のことも。
神奈川県民ホールは、神奈川県民にとっては思い入れ深い劇場です。
昔からある劇場なので、HEADS UP!の黎明会館ぽさがあるんだけどね…
なんといってもキャパ2500名は迫力ありました。
クリエの4倍以上の観客全員の割れんばかりの拍手の迫力ったら、ハンパなかった。
ミラーボールが雨粒のように大きな会場に降り注ぐ中で、フランンキーは会場の隅から隅までファンサを届ける。
あれほどの長い時間のショーストップは、今までもこれからもなかなか出会えないと思います。
高値安定のWHITE、初日から常に進歩してきたBLUE、全く違うそれぞれの魅力を見せてくれました。

大千穐楽のご挨拶を聴きながら思うのは「とにかく終わって良かった!」の一言だけ。
怪我も事故もなく、と言っても内部ではいろいろあったのだと推察します。
喉スプレーがまた悪さしないかな、地方のホテルはプールがないかも、韓国行ったりして仕事入れすぎちゃうか、
しなくてもよい心配をしている私たちを後目に常に高いレベルを維持している。
誇りです。
本当に、お疲れさまでした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 岩谷時子メモリアルコンサー... | トップ | 「ボヘミアン・ラプソディ」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

舞台」カテゴリの最新記事