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有難うございます。
スリッパは、足から出るマイナスエネルギーを吸収してくれています。
気が付いた時にでも、お取替えになられた方が良いと思います。
ささっ、本文を読んでくださいませ。
先日、お世話になっている宮司さんと、夜に電話で話をしていた時のこと。
「貴方、東京は何年になりますか？」と尋ねられ、「７年半、もうすぐ８年ですね」と申し上げると、「そうですか。早いですな」と言われ、「そうですね」という話から、体の話になりました。
「私ね、こっちに来たときは路線地図、小さいの手帳に入れていたんですよ。それがですね、今では見えないの。だから、大きなのを折りたたんで持ち歩いてるし、まぁ、あちこち出掛けるわけじゃないから余り広げることも無いんですけどね。それとね、文字を書くときは眼鏡かけないと無理だし、あとはね～」と、体の変化について聞いて頂いていたのですが、宮司さんが「貴方も、そういうお年頃を迎えたんですな」と仰った『お年頃』という言葉に、胸に甘酸っぱい感覚が広がりました。
「お年頃」とても良い響きだなぁと思いました。
「年を取った」「体のあちこちにガタが来ている」「あれこれ使わなきゃいけない」と言えば、何だか寂しい響きになりますが、「そういう年頃だから」「お年頃のアイテムを使っている」と言えば、『私、そういうお年頃なの』と胸を張っていられると思いました。
私が、ご縁を頂く方々は、四十代、五十代の方がとても多いです。
ですので、鑑定中も脱線して、体の変化の話になり、「時々、体がパキっとか音がするんですよね～」や、「魚のカマとか食べる時、大根おろし無いと無理。大根おろし最強！」「お茶も、渋みのある方が何となく良い感じしますよね～」など、お年頃を迎えた同士、尽きなくなってしまうことがあります。
先日、何かのテレビ番組で、「子供がピーマンなどを苦手とするのは、苦みを毒として脳が判断するから」というような内容の事を、どなたかが話していました。
『そういえば、私も子供の頃、ピーマン苦手だったもんなぁ～。今では、大好きだけど。そういうことなんだ』と思いました。
そのようなことを、ご縁を頂いた方と話をしていて、「私たちは、この世に来てから、この世の生活にすっかり馴染んで、半世紀ほど、お互いにここで暮らしてますよ。色んなアクシデントを避けて、除けて、呑み込んで、今こうして話してるんですもの。ここまで来たんだから、この世を満喫しなきゃ全てが無駄になりますよ。この世が修行だ、苦行だと仰る方には、修行、苦行の一切をお任せして、私たちは、この世での旅行を楽しみましょうよ。人生は、後半からが一番楽しいと思いますもの」と申し上げます。
思春期という年頃は、この世に馴染んでいく通過点であり、すっかり馴染んだある程度歳を重ねた人は、この世を本格的に楽しむ年頃に来たのだと思います。
過去は、今を迎えるための道のりに過ぎず、振り回されるものでは無いと思います。
過去に戻る地図など何処にも無いのですから、前へ前へ、先へ先へと進み、この世を満喫した方が良いと思います。
今が、人生を楽しむ覚悟を持つ、「お年頃」だと思います。
ご縁を頂いた方より、成田山大阪別院明王院のお写真をお送り頂きました。
青空に、ご立派な佇まい。
素敵♪
こまちゃんたちも、誇らしげ♪
青を背景にした緑に癒されます。
沢山の方々に読んで頂きたく、参加させて頂いております。
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発売日：2016/02/20
出版社：ＫＡＤＯＫＡＷＡ
