夕方のニュースで、新潟の大学生が、本当は東京で就職したかったけれども、コロナ禍の影響で地元新潟の企業に就職志望を変更した、というニュースをしていました。
そこで大学四年生の彼が話している言葉が独特すぎました。
「東京の企業様の方へ見学させていただきまして」
モリモリの敬意表現。ていうか、誰が教えたんだろう。どこで覚えたんだろう、と頭の中が「???」でいっぱいになりました。なんだか、露天商とか、スーパーバイヤーだっけ? 百貨店なんかで、実演販売する人たち。ああいう感じの話し方に聞こえました。
きっと日本人は就職活動あたりから、日本語が妙ちきりんになるのだと感じました。
それがお父さんと話しているシーンになると、日本語が自然になるのです。
その感じでしゃべって、企業の採用担当者は不自然だとみなすのか。
言葉というのは当たり前ですが、話す相手によって変わるのだと感じました。