親の家の売却【空き家の処分】が終了しました
空き家になっていた夫の実家を売却することは、このブログで何度か書いてきました。もろもろの手続きを経て、やっとそれが終了しました。
今日は、空き家になっていた実家を処分するのに必要だったお金や書類について、簡単にまとめてみました。
処分するにあたり、家の片付けより先にしておいたのが、お仏壇の魂抜きでした。
親の家の処分へ【仏壇の魂抜き】まとめ。かかった費用は?お布施はいくら? 田舎の広い家で一人暮らしをしていた義母が2017年の末に骨折し、手術・リハビリ入院を経てわが家で同居をはじめたのが翌年の4月末。
その空き家の(土地の)買い手が見つかり、解体して更地にして売ると決まったのが、その年の夏の終わりでした。
もうこれで、裏庭の草ひきの心配をしなくてすみます。お墓の世話の今後を考えねばなりませんが、今はただただホッとしています。
夫はこの間、手続きのために何度も休日を返上したり、平日に休みを取って動いたりしてきたので、お疲れ様と言ってねぎらいました。
親の家の処分、かかる費用や必要な書類とは
親の家の処分にまつわる費用の項目は以下のとおりです。
●解体費用(家屋とそれ以外のものも全て処分して更地に。300坪で約450万)
●登記費用(司法書士への手数料など)
●仲介料
●所得税
裏の庭や畑、家屋とそれ以外の小屋、庭石、庭木、門柱や外壁、ガレージなど、すべての「物」を壊して更地にするのが一番費用がかかりました。
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【親の家の処分】買い手が見つかりました。空き家の解体費用は?売却の流れは? 義父は夫が10代の終わりに亡くなっており、土地と建物の名義変更は、田んぼも含め、そのとき完了したはずでした。
でも、建物の一部が義父名義のままだったのが今回はじめてわかりました。お隣との境界がずっと曖昧なままだったことも。
その他にも、買い手が決まったからといって、トントンとは手続きを進められない事情があり、今に至りました。
売却に必要だった主な書類は次の3つです。
●登記簿謄本
●土地の測量図
●家の図面
とにかく古い家でしたので、保管してあるものだけで手続きをすすめてもらいました。
引き渡しの際には、次のような書類を用意しました。
●印鑑証明
●住民票
前向きな気持ちで実家を捨てる
夫も義母も、前向きな気持ちで実家を処分したと感心しています。感心するのは、私が自分の実家の処分にあたり、今も重たい気持ちを捨て切れずにいるからです。
自営業の父が亡くなったあと、家と建物を解体して処分したのですが、その際に親戚ともめました。
と、話が逸れてすみません!ともあれ、家は、便利な場所にこじんまりした建物をというのが一番いいです。2つの実家の処分の様子をみてきて、今、つくづくそう思います。
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