燕市の新潟安全研究所様の新社屋工事の現場です。
エントランスの鉄骨階段を取付しました。
イメージ通りだね
2階がオフィスなので、従業員さんが一日に何度も昇降する階段。
だったら楽しい方が良いじゃん
巾を広くとって、踊り場でワザワザ雁行させて。
用がなくても昇降したくなる階段
現社屋の階段がやや急で、降雪の時はちょっと怖い
ですので、新社屋の階段は雨雪の当たらない広い軒下空間に。
工事中の踏板は仮ですが、完成時にはデッキ材(ウエスタンレッドシダー)が敷かれます。
デッキ材と言えば、現在工事中の長岡市「錦の住宅」のファサード
前面の外壁材がデッキ材(ウエスタンレッドシダー)です。
デッキ材なので隙間を空けたすのこ張りにしてあります。
通気層なんて気にしなくてもバンバン通気しちゃいます
以前にも何物件かで採用した外壁です↓
グルっと全部デッキ材でおおったり↑
あえて巾を変えてワイルドに↑
あ、そうそう
来週発売の「建築知識ビルダーズ35」にこういった弊社の納まりが数項目掲載されます
ネタバレになるけど、このすのこ張りについても載ってると思います
そんなこんなで、弊社は見える仕上げのディテールもこだわってますが、
何と言っても、完成すると見えなくなる部分。そこにこだわっています
構造や断熱ですね
新潟安全研究所様の現場に戻って、断熱の施工状況
屋根の断熱は、240㍉サイズの梁と梁の間に120㍉×2枚=240㍉の高性能グラスウールを充填して、気密フィルムが貼ってあります。
屋根断熱がシッカリパンパンに充填してる感じわかります?
これ普通に見えます? でもやった人ならわかるけど(やったことある人はほぼいないと思うけど)
一人でこの作業するのは至難の業なんです
こんな納まり↑
高い技術はもちろん、いかに丁寧に愚直に作業するかにかかってきます
「昨今の住宅は真壁和室がなくなり、大工の腕の見せ所がなくなった」と先輩大工さんは泣いています
が、大工さんの腕の見せ所はそこだけじゃないんです。完成すると見えなくなる所にこそたくさんあるのです。
天井断熱ではなく、屋根断熱に弊社がこだわっている点は以前のブログでも書きました。
今物件とは納まりが異なりますが考え方は一緒→ 屋根断熱と天井断熱
という事で、今日は仕上げディテールのこだわりと、見えなくなるけどもっとこだわっている事がある。という話をさせて頂きました
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