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ねずさんのブログよりの転載です。

黄河文明、長江文明 - ねずさんの学ぼう日本 (nezu3344.com)

 

世界中、どこの国に行っても、その国の人々は、だいたい同じような顔立ちをしています。ドイツに行けば、やはりドイツ系の人たちが大勢いるし、スペインに住むスペイン人とも、スエーデンなどの北欧人とも、人種的特徴が、我々日本人の目から見ても明らかに違います。
ところが日本人は、日本食を食べ、日本語を話すからなんとなく顔の筋肉のつき方は共通しているものはあるけれど、よくみれば、生粋の日本人であっても、どう見ても白人の血が混じっているような顔立ちの人もいれば、菅総理のように中東系の顔立ちの人もいる。あるいはどうみてもカンボジア系の顔立ちの人もいますし、インド系の人もいます。要するに「混じっている」のです。
けれど、同時に、ほぼ全ての日本人は、古代縄文人のDNAを持っています。つまり血は混じっているけれど、生粋の日本人のDNAがちゃんと保存されている。
それさえも失われてしまったチャイナとは、違うのです。

 

 

チャイナといえば、世界四大文明の中の「黄河文明」発祥の地とよく言われますが、実はその「黄河文明よりも、さらに2000年歴史の古い「長江文明」というものが存在した、ということが考古学的に明確にわかっています。
そしてそれらの遺跡の出土から、もともとチャイナには揚子江の流域に稲作農業を営むモンゴロイドの長江文明が、先にあったということもわかっているのです。

この長江文明の遺跡は、古いものになればなるほど、いわゆる「対人用の武器」の出土がありません。
要するに長江文明は、日本の縄文文明と同様、働くこと、助け合うことを旨とする文明であったということが立証されています。

ところがあるとき、チャイナの二大河川のひとつである黄河の流域に、黄河文明が起こります。
その黄河文明の遺跡から出土する人骨のDNAを分析してみると、なんと遺骨はモンゴロイドではなく、コーカソイドであったというのです。
コーカソイドというのは、白人種のことです。

どういうことかというと、もともと農業で生計をたてていたモンゴロイドの長江人たちが、チャイナで文明を築いていたわけです。
農業は人と争っていたら田畑が荒らされ農作物ができません。
みんなで協力し合うことで農業生産高を上げ、家族を養います。

そこにある日、ヨーロッパ系の狩猟採取民族であるコーカソイドが現れる。
大型動物を狩って食を賄うコーカソイドは、大型動物を追って、どこまでも移動していきます。
そして大型動物を狩るには、大型の武器が必要です。
その大型の武器は、当然のことながら対人用武器にもなります。
そんなコーカソイドたちにとって、武器を持たないモンゴロイドの長江人たちは、格好の略奪相手となるわけです。

生まれてこの方、武器を持ったことも見たことも使ったこともない定住型の長江人たちは、武器を持って戦うことに慣れたコーカソイドたちからみれば格好の獲物です。
なにせ武器を持っていないのです。
食い物も女も奪い放題です。
おそらくは皆殺しなどもあったことでしょう。
なにせ人種も違えば、言語も違うのです。
相手は「ヒト」ですらないし、それを取り締まる法もなければ警察もない時代です。

黄河人たちから略奪暴行を受け続けた長江人たちは、当然のことながら、そのまま黙ってみてはいません。
集団で、なんとかして自分たちの生活を守ろうと、ついには戦うことを選択します。
彼らは黄河人たちを見つけ次第、殺したりもしたかもしれません。

仲間を殺されたら、黄河人だって黙っていません。こちらも徒党を組んで集団で長江人と戦うようになる。
長江人たちにしてみれば、略奪暴行殺害された恨み、黄河人にしてみれば仲間を殺された恨み、互いの深い怨恨による戦いです。
当然、その戦いは酸鼻を極めたものになる。

要するに、黄河人出現以来のチャイナ5000年の歴史というのは、こうして互いに殺し合い、奪い合い、略奪や強姦をしあい、権謀術数をもって相手を殲滅し、約束を破り、支配し支配される関係を構築し、一方で農業を営む者は、身を守るために徹底的に排他的にならざるを得なかったという歴史です。
そうやって「進化」してきたのが、いまのチャイニーズである、ということです。
このため、チャイニーズの外見上の特徴は、モンゴロイドになりましたが、これは奪いにきたコーカソイドよりも、農業をして自活するモンゴロイドの方が人口が圧倒的に多かったからです。

長い年月の間に、血が混じり、いまではチャイニーズの外見上の遺伝的特性は、モンゴロイドのそれとなっています。けれど、政治的文化的には、殺し殺されるという関係から、農業立国した同じモンゴロイドの日本人とは、まるで異なる進化を遂げました。

我々日本人は、同じ日本列島の中で長い歴史を紡いできましたから、同じ場所にいる人たちは、大昔から同じ場所にいたのだと思いがちです。
けれども大陸は陸続きです。
そして人間は、動く生き物です。だから動物と言います。
気象変動によっても人は動くし、戦乱によっても人が移動します。

チャイナの中心となる北京や南京、上海や重慶などがあるエリアを中原(ちゅうげん)と言いますが、その中原に秦、漢、魏蜀呉の三国、隋、唐などの王朝が誕生しました。
近いところでは、元、明、清などの王朝が誕生しましたが、元から明、明から清へと王朝が交代したときには、疫病や飛蝗(バッタの大群)などの被害により、人口の8割が失われたことが記録上も明らかになっています。
その誰もいなくなったところに、白蓮教徒やってき築いた王朝が元だし、元が疫病で北方に逃げたところに女真族がやってきて築いた王朝が清です。

白蓮教の朱元璋は、明王朝を打ち立てたとき、ただでさ人口の減った中原で毛沢東顔負けの大虐殺を行ったことは歴史の記録に明確だし、清王朝も同様です。
つまりチャイナでは、王朝がかわるたびに、住んでいる人々そのものが、ほとんど入れ替わってしまっているわけで、その意味で、古代におけるチャイナ王朝を形成した人々と、いま中原にいる人々とは、全く別な民族であり、全く別な人々による国家であるに他なりません。

いまも中共は、ウイグル、内モンゴル、チベットなどに対する人為的な弾圧を行なっていますが、結局のところ、もともとをたどれば黄河流域に住み着いたコーカソイドと、長江のあたりに住んでいたモンゴロイドとの骨肉の争いが、およそ4千年経ったいまでも、続けられているということになります。

日本にも、たくさんの外国人がやってきました。
そこには東洋人だけでなく、青い目や金髪の白人種もいたし、黒人さんたちも大勢、日本にやってきています。
それは飛鳥時代にもあったし、奈良時代にもあったし、平安時代の初め頃には、なんと人口の3分の1が外国からの帰化人であったことが、これまた記録に書かれています。

ところが日本の場合、海外諸国と海で隔てられていることが幸いして、人種の混合が、時間をかけてゆっくりと、もっというなら「なんとなく」進んでいきました。
加えて日本列島は天然の災害の宝庫だし、国是としてきたことは、お米による被災者への援助です。
ですから人々は、等しく同じ日本列島の住民として、天皇の「おほみたから」となって、暮らしてくることができました。

世界中、どこの国に行っても、その国の人々は、だいたい同じような顔立ちをしています。
ドイツに行けば、やはりドイツ系の人たちが大勢いるし、スペインに住むスペイン人とも、スエーデンなどの北欧人とも、人種的特徴が、我々日本人の目から見ても明らかに違います。
ところが日本人は、日本食を食べ、日本語を話すからなんとなく顔の筋肉のつき方は共通しているものはあるけれど、よくみれば、生粋の日本人であっても、どう見ても白人の血が混じっているような顔立ちの人もいれば、菅総理のように中東系の顔立ちの人もいる。あるいはどうみてもカンボジア系の顔立ちの人もいますし、インド系の人もいます。
要するに「混じっている」のです。
けれど、同時に、ほぼ全ての日本人は、古代縄文人のDNAを持っています。
つまり、血は混じっているけれど、生粋の日本人のDNAがちゃんと保存されている。
それさえも失われてしまったチャイナとは、違うのです。

 

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