美味いウイスキーか、不味いウイスキーか。
味がイメージできる、一つの基準があります。
それは
「ウイスキーが造られた時期」
では、なぜ時期なのか
大きく変わったものがあるからです。
その違いとは
「造り手のスタンス」
お酒造りに限った話ではないけれど
昔は職人さんが手間暇かけて造っていたものから、
機械化によって手間を省いて効率よく造るものに変わってきた現代。
その結果、ウイスキーにどのような変化が生まれたのか
均一な品質のものを大量に提供できる。
一方で
「味の深み」が失われた
例えるなら、
カップラーメンと丁寧にとった出汁からつくったスープのラーメン
ぐらいに大きく違うように感じる。
ウイスキー造りは自然が相手。すべてが思い通りとは、なかなかいかないもの。
その中で職人が手間暇かけた造り手の想いというか、信念のようなものがウイスキーに伝わるのではないか
職人の意地が味に深みが加えているように思います。