評価 (3点/5点満点)
「図で考える」というアプローチは、「深く考える」の答えの1つ。誰でも使える、効果的な武器です。
・ビッグ・ピクチャー(全体像)を描ける
・論理展開が明確になる
・構造やダイナミズムを的確に把握できる
つまり、「図で考える」ことで、モノゴトを抽象化して捉え直すことができるのです。
この本では、基礎的な図である「概念図」の描き方から始まり、「ピラミッド」「田の字」「矢バネ」「ループ」の4つの「型」でより実践的な思考の切り口を身につけます。
頭の中のイメージを紙の上に落とし、対話するプロセス。
いろんなものを図で捉える姿勢。
自由奔放な発想。
多面的な視点・視座・視野。
ビッグ・ピクチャー。
健全に批判的に見る目。
抽象化による本質の炙り出し。
形の持つパワー。
頭の中のパターンや「型」の引き出し。
アナロジーの活用。
異質の組み合わせ。
思考の熟成。
無意識の活用。
手で考える技。
日々の好奇心と考えるクセ。
若い頃から、以上のような本質的な「考える力」を養っていくと、将来できる仕事も大きくなります。逆に、短期の成果だけにフォーカスし過ぎると、長い目で見て大きなことができなくなる可能性があります。