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友人の書き込みに、正義という言葉が出てきたので、興味をかきたたせられていろいろ書いてみる。

 

 

白人には正義がある。なるほど、アジア人や黒人にも正義はありますよね?

いつも戦争は、互いの国の正義がかみ合わないところから始まるのではと考えます。とくに宗教による正義の違いは悲惨な争いが多い気がします。

愛を説くキリスト教が、世界の植民地化に使われたり、キリスト教、イスラム教、仏教でも宗派が違うと、お互いに攻撃したり排除しあうのはすごいものがあります。

地動説を唱えたガリレオは、宗教裁判にかけられましました。地動説が認められたのはたしか3百年後??

ようやく、聖書をそのまま信じるのではなく、科学的に実証されなければだめという科学信仰が一般的になり、この2世紀は人々に信じられていました。これは科学教であり一種の宗教です。

見えないものは存在しないというのであれば、あの幽霊はいないで有名な大槻教授のようになり、反対に行き過ぎると、一時のテレビの霊能者ブームになります。

死者と会話ができるという江原さんはどうしているのか?

見えなくなれば存在しないというのであれば、人間は生きている間だけが存在している時間であって、死んだら無に帰るわけですから、虚無的な人生観か、享楽主義に傾かざるを得ない。

さて、ぼくはいつも死者と会話しています。どういうことかというと、自分の体は父母に由来する細胞でできている。その父母にも必ず父母がいて、まとめてご先祖様という。

34億年前から続くこの命のリレーは、一人欠けても自分は存在していない。今ここに自分が生きているって宝くじの1等に連続100万回当たるような奇跡的幸運だよね?

25歳に子を持つと考えると、4代で100年、80代さかのぼると2000年前です。弥生式土器の時代、文字や伝承がなくてもそのころのご先祖様が考えていたことは、自分に聞けばわかります。

つまり、いつも無意識にしていること、太陽や、空、風、自然に触れて感じること、ごはんやおかずを食べておいしいと感じること、いろいろな人や動物、植物に接して感じたり考えたりすることは、ご先祖様と一緒にやっている。

可愛がってくれたお母さんやお父さん、お祖母さんやお祖父さんが、天国に行ってしまってさみしくて悲しい人も多いでしょう。でもね、みんなそばにいるんだよ。

自分の体がそうです。自分の体は、お父さんお母さん、ご先祖様なんだ。いつも自分の体に話しかけましょう。

お父さん、お母さん、お爺ちゃん、お祖母ちゃん、ありがとう。この体は皆さんからもらいました。今日も、世の中のみんなのためにしっかり生きて行くよってね?

お母さんやお父さんがしてくれたように、周りの友達やいろんな人に、自分の家族だと思って接していこう。

年長の人は父母だと思い、年の近い人たちは兄弟だと思い、若い人たちを自分の子供や孫だと思って皆が生きていったら素晴らしいことになる。

そしてそれは単なる例えではなく、事実そうなのです。

その前のより動物に近い存在だった時、縄張りや、餌や異性(雌)をめぐって、仲間と戦ったり殺しあったこともあったでしょう。

爬虫類が嫌いな人が多いのは、氷河期を生き抜いたときに、我々が小さな毛が生えた哺乳類だった時代に爬虫類に餌として我々が食べらていた時代があった記憶という説があります。

生き物として生存のためにプログラムされていることで、ライオンが狩りをして草食動物を食べたり、大きな魚が小さな魚を生きたまま食べても、悲惨だとは思わないでしょう。自然の摂理なので。

人間だけが意識があり、この肉体には34億年前からの生き物としての記憶、システムがあり、同居しています。・・弥生人、平安人、戦国江戸時代人、明治大正人、そして現代人が同居しています。

ほかの生き物はシステム(本能)のプログラムだけで生きていますが、人間には、動物としてのシステムの上に、理性、感情、意思、直観、感覚をもつ存在です。人間だけが宗教や芸術を持ちます。

そうだ、思い出した、象は人間に近い知性があることがわかっている。イルカも人間に近いらしい。

ある象使いが亡くなったとき、どこからともなく数頭の象が現れてその象使いの家を取り囲み、哀悼の意を表したという。人間である我々は、象たちにも恥ずかしくない行動をとりたいものだ。

我々が争ったり、正義を振りかざして争ったり戦争したりするのは、自分と自分以外の世界は、分離していて別のものだ、俺とあいつは違うという分離意識があるから。自我があるから。

もし一本の木に生えるたくさんの葉っぱのように、すべてつながった存在だとしたらどうだろう。葉っぱ同志は、俺はお前とは考えが違うといって争ったりはしない。

もくもくと木のパーツとして自分のやるべきことをやっているだけです。というか自分はほかの葉っぱとは違うんだという意識はないだろう。(笑)

人間の体も、細胞レベルで見れば30兆個の細胞が常に生まれては死んでいく。赤血球の寿命は1週間です。目の細胞も、お尻の細胞も手も歯も骨も、最初は1個の細胞でした。不思議だよね?

しかも常に新陳代謝して半年前に生きていた細胞は一つもない。すると自分というのは、遺伝情報、プログラムであるということになり情報的存在です。

地球は生きているといいう仮説があり、宇宙全体もある生き物の内臓や骨やミトコンドリアかもしれない?

想像は尽きないけど、34億年前から続く生き物の一員として、

もしかしたら始まりもなく終わりもない宇宙の一員として、

生まれてきた時に決めた目標に。今日もやりたいことをやって楽しもう。

僕の場合は音楽で、今まで生きてきた内容をメッセージをとして伝え(ライブ、コンサート、録音、出版他)、音楽の仕組みや表現、哲学を、多くの人に伝えて、音楽する心を育てて(教育)、世界を豊かにすることに貢献したい。

長文最後までありがとうございました。