こんにちは
愛知県大府市のメガネ屋・GLASS JOY 02(グラスジョイオオブ)の中村です。
当ページにお越しいただき、ありがとうございます
このブログでは、あなたのお役に立てる目やメガネの情報をお送りしています。
時々関係ないこともお話しますが、よろしければお付き合い下さいm(__)m
※当店の「理念」について書いています。はじめましての方は、その思いに触れていただけると嬉しいです。
3月に入りました。
今日は主に大府南東部の中日新聞にチラシを折り込んでいます。
3ヶ月近く開いたので当店のことを忘れている方も多いでしょうが(笑)、ぜひ読んで思い出していただけたらと思います。
さて今回は、可愛らしいお客様のお話
まだしゃべることもできない小さなお子さんと、そのご両親が来店されました。
当店史上、最年少のお客様です。
なぜそんな小さな子がメガネ屋に
実は少し前に眼科様へお子さんを連れて行ったそうで、そこで「弱視」と診断されました。
弱視とは視力が発達していない状態のこと。
放置したままだと、将来どれだけメガネの度数を変えようと視力は十分に上がりません。
原因は強度の「遠視」という状態が多く、それを矯正し視力を発達させることが大切になります。
今回はお子さんの弱視治療用メガネをご希望でお越しになったのです。
まずはお顔に合うフレームを探すことに。
しかし予想外の事態が発生。
目ぼしいフレームをお母さんに掛けさせてもらおうとすると大泣き
いきなり目の前に得体の知れないものを付けさせられビックリしたのでしょうか。
もちろんそれでもメガネ自体は作れますが、この調子でその後ちゃんと使えるだろうかと少し心配になりました。
そしてお渡し当日。
お祖父ちゃんお祖母ちゃんも駆けつけ、皆が固唾をのむ中、お母さんがメガネを顔に近づけます。
すると眉間にシワを寄せ、嫌がる様子を見せるお子さん
「う~」と不機嫌そうな声を出し、いつ泣き出してもおかしくなさそう。
一瞬、YouTubeで「タケモトピアノ」のCMを再生させようかと頭をよぎりました。
でも嫌がりながらも掛けてみると…。
表情が一変
「え?」という感じでビックリしている様子
そしてお母さんの顔を見ると、緊張が解けたようにニコーっと笑うのです
きっと今までボンヤリとしか見えなかった景色が、そしてお母さんの顔がはっきり見えたのでしょう。
「お母さんやお父さんって本当はこんな顔してたんだ」
そんな言葉が表情を通して伝わってくるようでした
それを見てご両親もお祖父ちゃんお祖母ちゃんも笑顔。
家族みんなが幸せを感じられるメガネを提供できたのは、僕にとってもこの上ない喜びでした
これからは鮮明な視界でたくさんの思い出を作っていってほしいです
最後に一つ大切なことを
今回はご両親の“ファインプレー”も見逃せません。
普段お子さんの様子を見ていて、片目がちょっと鼻側に寄りすぎているように感じていたそうです。
それが気になり眼科様を受診したところ、弱視が見つかりました。
弱視には目が寄り過ぎる「内斜視」が伴いがち。
つまりは内斜視が弱視のサインともなるのです。
小さいお子さんの場合、目頭のあたりのお肉が広がっているため内斜視と間違えやすくはあります。
でもその判断は難しいもの。
視線に異常を感じたら、ためらわずに眼科様を受診なさって下さいね。
参考:内斜視の画像(見れない場合は「調節性内斜視」と画像検索して下さい)
それでは今日はこのあたりで。
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
GLASS JOY 02
中村響
※ いかがでしたかお役には立ったでしょうか
当店にご興味が湧きましたらお気軽にご来店ください