こんにちは
愛知県大府市のメガネ屋・GLASS JOY 02(グラスジョイオオブ)の中村です。
当ページにお越しいただき、ありがとうございます
このブログでは、あなたのお役に立てる目やメガネの情報をお送りしています。
時々関係ないこともお話しますが、よろしければお付き合い下さいm(__)m
※当店の「理念」について書いています。はじめましての方は、その思いに触れていただけると嬉しいです。
さて、先週の日曜はプチブレイクな状態
お昼過ぎに見えた方の検査中、別のお客様がおみえになります。
検査に入ったばかりだったので「帰ってしまうかな?」と思っていると、ソファで待ってて下さいました。
その間、お受け取りのお客様などもみえ、バタバタしつつもようやくそのお客様の番に
かなりお待たせしてしまいましたが、お話を聞いてそれだけお待ちになった理由がわかりました。
「今のメガネだとスッキリ見えない。スポーツで子供が頑張ってる姿をしっかり見たくて…」とのこと。
お子さんの晴れ姿、しっかり目に焼き付けたいですよね
検査中、また別のお客様がみえますがまずは目の前のお客様に集中。
しかしお持ちのメガネで視力を測ると、見えないとおっしゃる割に1.2と決して悪い値ではありません。
もっとよく見たいということでしょうか
さらに検査を進めると、「よく見えない」の原因が見えてきました。
右目を目隠しで覆いそれを外すと、目が下の方へ動きます
これは“斜視”の兆候を意味します。
この方の場合、一時的に発生する斜視で、上下(縦)に目がずれている状態。
ズレにより両目をしっかり使えていないため、見づらく感じるようです。
「片目だけでも見えるじゃない?」と思うかもしれませんが、片目だけで見るのと両目で見るのとではパフォーマンスが全く変わります。
片目だけで見る状態だと視力はもちろん、遠近感や立体感といった“高いレベルでの見る力”の低下を招きます
本人にも心当たりがあるようで「子供の頃から身体能力は高いのに球技だけは苦手だった」とのこと。
そこで視線を整える“プリズム”というレンズを入れると…。
「くっきり立体的に見える!」「目に力を入れなくても楽に見える!」と驚きのご様子
一方で
「もっと早く気づいてれば…」と少し残念そうにも。
でもその分これからの期待を胸に、お店を後にされました
そうして見送り振り返ると、ソファに途中で見えたお客様が。
だいぶお待たせしてしまいました
お待たせしましたと言うと、この方の口からこんな言葉が出てきました。
「私も球技が苦手でした!」。
ということは、この方も目のズレがあるのでしょうか
でも検査をしてみると、ズレは見られません。
では何で球技が苦手なのか
裸眼の視力を測ると、その原因が見えてきました。
この方は左右の目の視力がとてもアンバランス
右目はやや強めの近視と乱視があるのに対し、左目はほぼ何も度数のない状態(正視)。
このような状態だと人の目はどういう働きをするか
遠くを見る時は左目だけを、近くを見る時は(近視の)右目だけで見ようとします。
つまり両目で見ようとしなくなるのです
そのため立体感や遠近感が低く、球技が苦手だったというわけです。
この方にはプリズムではなく、右目に近視と乱視だけを入れることに。
今までメガネを使う習慣がなかったせいか、若干の違和感はあるよう。
それでも「モノが立体的に見えるようになった!」とお喜びの様子でした
運転免許の更新を心配されていましたが、これで安心して臨んでいただけそうです
過去にもこのようなお客様はたくさん見えましたが、お二人連続は初めてのこと。
でもそれだけ潜在的に悩みを抱える人が多いということでしょう。
他にも…
「運転の時に車間距離がおかしかったり、車庫入れが苦手」
「街中で歩いているとよく人とぶつかってしまう」
などあると、両目がうまく使えていないのかもしれません。
一度、眼科さんやメガネ屋さんに相談してみてはいかがですか
もちろん当店でも受け付けているので、まずはお話をしにお越し下さいね
それでは今日はこのあたりで。
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
GLASS JOY 02
中村響
※ いかがでしたかお役には立ったでしょうか
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