こんにちは
愛知県大府市のメガネ屋・GLASS JOY 02(グラスジョイオオブ)の中村です。
当ページにお越しいただき、ありがとうございます
このブログでは、あなたのお役に立てる目やメガネの情報をお送りしています。
時々関係ないこともお話しますが、よろしければお付き合い下さいm(__)m
※当店の「理念」について書いています。はじめましての方は、その思いに触れていただけると嬉しいです。
イチロー選手が引退されました
初めてイチロー選手を知ったのは、彼がシーズン200安打を初めて達成した年の夏。
フジテレビの27時間テレビで、若くしてヒットを打ちまくるバッターがいると紹介されたのを見てです。
当時は今ほど情報が簡単に得られず、パリーグも人気がない時代でした。
そんな注目度の低い中から、世界が引退を惜しむほどのアスリートにまで上り詰めるとは。
本当にお疲れ様でした。
さて、先日お越しいただいたお客様の話。
お店に入るや否や、このようにおっしゃいました。
「手元が見づらくなったから見えるようにしたいんですが…」
当店で最も多いご来店理由で、いわゆる“老眼症状”と呼ばれるものです
老眼症状は40代くらいから現れやすく、この方も40代に入ったばかり。
このような場合、ご提案することの多いのが遠近両用メガネだったりお手元専用メガネです。
それではこの方にもそれらをご提案したのかといえば…。
結果的には、普通の遠く用(近視用)メガネを販売しました
老眼症状を訴えているのに、なぜ近視だけのメガネをお作りしたのか
この方の訴えはこのようなものでした。
「普段コンタクトレンズとメガネを併用していてそれぞれ遠くはよく見える。でもコンタクトだと手元がボヤける。」
そこでメガネとコンタクトの度数を拝見すると、コンタクトの方が度数(効果)が強い状態。
近視の度数が強すぎると、その分お手元を見る際の負担は大きくなってしまいます
恐らくコンタクトの度数がやや強いことで、お手元が見づらくなっているのでしょう。
度数が強くなってしまう原因はいくつかあります。
時間の経過とともに近視の度数が緩まり、合わなくなってしまった。
また機械の検査だけで作られる場合でも、時々度数が強くなりがちです。
今回の方の度数が強い原因まではわかりませんが、まだピント合わせの力がそこそこある状態。
そのためまず強くなっている度数を緩めてあげることが先決です。
そしてこのような状態の方に遠近を販売するのは明らかにオーバースペック。
例えばこれからの時期、肌寒さを感じて着るならスプリングコートで、モコモコのダウンジャケットじゃないですよね(地域や気温によってはダウンでもいいかもしれませんが)
それと同じで、状況に対して適切なメガネを選択する必要があります。
結果、近視だけのメガネを作ったというわけです。
ではお持ちのメガネに度数を合わせて作ったかというと…。
実はそのメガネからもさらに度数を緩めました
そのメガネも度数がやや強い状態だったのです。
「それだけ近視の度数を落としたら遠くが見づらくならないの?」と思う方もみえるかもしれません。
人それぞれに最適な度数というものがあり、そこから外れれば強すぎる、もしく弱すぎる(遠くがボヤける)という状態です。
僕がお作りしたメガネは、ただその強い分を除いただけ。
そのため遠くの見え方には支障ありません。
視力さえ良ければその人に最適な度数、というわけではないんですね
手元が見づらくなったら遠近のメガネや老眼鏡を作らなきゃ、と思うかもしれません。
でもそれよりはまず目の状態を正しくつかむことが大切。
ご自身で決めてかからず、メガネ屋さんに相談して、あなたに適切なメガネをお作り下さいね
それでは今日はこのあたりで。
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
GLASS JOY 02
中村響
※ いかがでしたかお役には立ったでしょうか
当店にご興味が湧きましたらお気軽にご来店ください