2018.7豪雨に想うこと~「ものさし」を変えて国を挙げての治水対策を迅速に~私の想い | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

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       2018.07 豪雨に想うこと

   「ものさし」を変えて「国を挙げて」

    最優先・緊急対応事項として

   『新しい治水対策』を「今すぐに!!

    その時に使うものさし

  「今、これまで」ではなく

    「今、これから」

   「何十年に一度」「命に係わることもある危険な暑さ」

          警報を言い訳としないために・・・

              ~私の想い~         by入道

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          今回も私のちょっとだけ歳の離れた友達

      埼玉県浦和を基地として世界への羽ばたきをされている

   画家の田中拓馬さんがご厚意で素敵な挿絵を画いてくださいました。

      拓馬さん、ありがとうございます。お心に感謝、です。
          拓馬さんの公式ウェブサイトへの訪問を

               お願いいたします。

        https://www.takumatanakanew.com/

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                                   挿絵は田中拓馬画伯 画

●2018年6月28日から7月8日の長期に渡る西日本各地をはじめと 

 して日本列島を各地を襲った「集中豪雨」。

●河川の氾濫、浸水害、土砂崩れ、土砂災害・・・・そして生活道路・上下水道・電気・通信等の「社会インフラ」の被害・・・。
●悲しいことに200人を超える方がこの被害で亡くなり、まだ行方不

明の方もおられる・・。

 

★気象庁は「7月9日」に今回の豪雨を「平成30年7月豪雨」と命名したとか。豪雨に対しての気象庁命名は「昨年」の「平成29年九州北部豪雨」に続き2例目であるとか・・。

★昨年の「九州北部」の地域限定が今年はされていません。これは被害地域が西日本から東北・北海道にまで及んだことが反映されている、と思います。

 

★ここ数年、テレビあるいはラジオ・新聞等の「天気予報」で、69歳になった私がそれまで聞いたことのない「言葉」が使われはじめ、そして今や「あたりまえ」化してきている、と感じている「警報情報」の種類があります。
 
◆大雨に関する警戒情報での『記録的短時間大雨情報」であり、「土砂災害警戒情報」そして「警報」を示す次の言葉たち。
 
★「注意」そして「警戒」はこれまでも使われていた、と思うのですが、私が「ここ数年、突然に使われ始め、あっと言う間に「あたりまえ」化してきている警報」であると感じているのが・・・・
 ①「非常に危険」
     ⇒命に危険が及ぶ災害がいつ発生してもおかしくない
 ②「きわめて危険」
     ⇒命に危険が及ぶ災害が「すぐに」発生してもおかしくない
そして
たぶん、ここ数年で「使われ始めている」「警報の言葉」です。初めて耳にした時には「びっくり」した記憶がある警報、それが上記の「きわめて危険な分類?」の「(2)」です。
   「きわめて危険の(2)」
     ⇒何十年に一度のこれまでに経験したことがないような異
       事態
 
●この「何十年に一度のこれまでに経験したことがないような異常事態」と言う「警報」は確か昨年の「九州北部豪雨」の時には出されていた記憶がありますし、それ以外にも何回か聞いているような気もします。
 
毎年、連続で「何十年に一度のこれまでに経験したことのないような異常事態」が使われる、って正直に「おかしいな」と感ます。
 
毎年毎年、使わざるを得ないとしたら・・・・「何十年に一度のこれまでに経験したことのないような異常事態」が「あたりまえ化」してきている、日本の自然環境が「今、これまで」とは「大きく変わってきている」「もはや『今これまで』、過去の体験を前提としての「災害対策」「治水対策」では「ダメ」と言うことを明確に示しているのでは、と思うのです。
 
★そして、悲しいことに毎年、豪雨でたくさんの人たちの命が失われてと言う『事実』を「国を挙げての『即行動』」で「これからの日本」のためにの「治水対策」と「インフラの再整備」を迅速に実施していくことが必要、先延ばししてはいけない、そう想います。
 
★日本の今、これまで」を前提として構築してきている河川・道路・治水・電気・上下水道・・・・・鉄道・・・地下街・・・・社会的な「インフラ」は「長くしとしとジメジメとした『梅雨』と、「今、これまでの台風被害」を基準に「行われてきている」と思うのですが、もはや「数年前」いや「10年以上前から」日本の雨の降り方、台風の襲来状況は「今、これまで」とは大きく変わってきています。
 
●12か月が3か月毎の「四季」ではなくなり、「四季」から「春」と「秋」の期間がすごくすごく短くなって「冬」と「夏」の「二季の国」に日本は変わってきている、そう思うのです。
 そして、たぶん、「これから」更にその変化に拍車がかかる、のでは、とも感じ続けています。
 
「雨の降り方」、もう完全に「熱帯型?短期集中豪雨」「強烈なスコール」・・・「竜巻」・・・・「豪雨+豪風」に変化してきている、のですから私たちの生活に欠かすことのできないインフラである「上下水道施設」「電気施設(電線と電柱ばかり)」「道路」そして「堤防などの治水」更に「住宅が山の中まで入り込んでいる日本の『これまでの住宅事情』」と「土砂対策(土砂石ダム等)」などなど・・・・・「今これまで」でいいはずはありません。
 
                                   挿絵は田中拓馬画伯 画
 
過去に例を求めて施策を講じる、のではなく正に「今まで経験したことのない」雨の降り方」などが「あたりまえになってきていることを前提として「今、これから」私たち共通のものさしとして新しい施策を「国を挙げて」&「至急に」「即行動」で「実施していくことが必要、強く強くそう想います。
 
東京、大阪に今回のような豪雨が降り、荒川・淀川が氾濫したら・・・
   氾濫した河川の水だけでなく、下水も雨水処理不能状態・になり   
   マンホールが持ち上がり、水が吹き上がる・・・地下街そして地下
   鉄にも大量の水が・・・・
そんな特集も放映されています。
★とてつもない「被害」状況になります。
 
●そして雨だけでなく「気温」に関しても「今これまで」とは全く異なる状況になってきています。
●もうかなり前から日本の農作物の「北限」がどんどん上(北)に上がってきています。
 
●そして、今年2018年。6月から真夏日更に猛暑日を記録して、7月になったら各所で体温を超えた39℃そして40℃を超える気温状態。明らかに「今これまで」とは異なってきています。
 
私の子供のころ、エアコンはまだ登場していません。日本全国、窓を開けてうちわ・・・・打ち水・・・・行水・・・・木陰で涼をとる・・・
それで「避暑」していた・・・。
★現在、とてもとても無理です。窓を開けること自体、40℃近い空気を室内に取り入れることになりますから無理無理!!!!
 
★なんせ「命に係わることもある危険な暑さ」なのですから。
★「暑さ」から「熱さ」に漢字も変える必要があるのでは、と私は感じてもいます。
 
★いいきれば
「社会インフラ」を「今これまで」から「今これから」にものさしを転換して「新構築」することが必要なまでになってきている、と感じるのです。感じて手を打っていかなければいけない、と思うのです。
 
★既に、年度国家予算・地方自治体予算は確定し動いているのですが、「国全体」として「勇気を持って「使い道を変える」」、「大きく変化した(変化し続けている)日本の自然環境」に対応する、「先行する」『治水』に「オール日本のお金と時間更に大型機械などの資源を集中的に「治水」と「インフラ」構築に投下していくべき、日本そして地域のリーダーのみなさん(国会議員・自治体議員の先生方)に強く要望したいと思います。
 
「毎年、少しずつ」これで初めてはダメ、いけないのです。
 
日本政府そして地方自治体・・
国会議員のみなさま、県議会議員のみなさま、市区町村議員のみなさま・・・どうか「勇気を持って今までとは違う新しい動き」を!!!!
正直にそう感じています。
 
●どうしたら「短時間で人的な被害(災害)をなくしていくことができるのか」「人的被害がないようにしていくのか」を「全員の『共通のものさし」として」動き、そしてその動きを日本国民全員が支えていく・・・・そんな動きにしていっていただきたい、と思います。
 
★予算組はしてあるけれど・・・・
「不要不急な公共事業」、勇気を持って取りやめ(or延期)、そのお金と人そして資材を廻す「勇気」を持っていただきたい、誰かがそんな動きをしてほしい、と強く強く感じています。
  リニア新幹線・・開通が遅くなってもいいのでは・・・
  高速道路、開通が遅れてもいいじゃないですか、今より悪くはなら
  ないのですから・・・
 
改めて「予算通りに進めるもの」と「いったん停止するもの」・・・・勇気を持って「こうどう(=考動=考える+動く)」していく動きを是非に!!!!!!!!!!!!!!
 
★新たな被害を受ける人たちを生まないためにどうしていくのか、全国での「空き家」がどんどん多くなっている「現実」など、これも「今これまで」とは違う状況を加味して日本全体の動きにしていくことが大切なんだ、と感じ続けています。
                                  挿絵は田中拓馬画伯 画
 
「今これまで」と勇気をもってサヨナラし、「今これから」を共通の「ものさし」としての動きを!!!!!!!!!!
(その入り口は「今これから」を明確にして「今これから」の「メモリ・目盛り」を創ることから、です)
 
                    今回も最終行にまでお目を進めていただきまして
                                        ありがとうございます。
 
                                    日本だけでなく地球の自然が
                                 「今これまで」とは変わってきている
                                                     だから
                           「今これまで」を前提としてくみ上げている
                        各種施策は「今これまで」の動きに対しては
                                     抑止力があるものの
                「今まで経験したことのない」「今これから」に対しては
                                       抑止できない・・・・・
 
                                        自然対応だけでなく
                           企業での動き方もおなじなのでは、と
                                             感じています。
 
                                たくさんの人たちの笑顔のために
                「今これから」を私たちの共通のものさしとして
                新しい動きをみんなで!!!!
 
                ありがとうございます。
        にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)!