s_003m


飲食業界は、ここ何か月間で前年比90%維持がやっとのの落ち込みが激しいなかで、なんとか突破口を見出そうと各企業、各店舗が必死にやっています。原材料費の高騰、人件費のアップと中小企業にとっては、とても痛手を受けている状況が続いています。

今よりもっと良くなるように色々とやっていかなければならないのですが、

僕達がお店を改善する為に、診断する中で一つの現状分析の『考え方』があります。

「外的要因」と「内的要因」
お店を良くするために、外的要因と内的要因にわけて考えると対策を立てやすいです。

例えば下のような考え方で整理して考えます。

(外的要因で考えられる一例)
1)競合店が最近増えてきている。
2) ブームが去ってしまった
3)地殻変動があり売上に影響した。
4)物価が下がり購買価格が落ちてきている

など、お店の外で起こっていることで、自分のお店が影響を受けるような理由を
「外的要因」といいます。

(内的要因で考えられる一例)
1)店長やスタッフが変わりサービスレベルが落ちたのでは?
2)人気メニューが出数が少なくなった。
3)最近、大分お店が汚くなってきたように感じる。
4)スタッフ同士仲が悪い。

など、お店の内部で起こっていることで、お店が影響を受ける理由を
「内的要因」といいます。


内的要因で、店舗のサービスレベルが落ちているからロープレやろうとか
外的要因で他の飲食店に集客を奪われてしまっているから負けないコース作ろうとか、
こんな具合で一つ一つ対策を立てながら要因を潰して対策を考えていきます。

それぞれ分けて考えると色々でてきますよ。
つまり、要因の原因が何なのか「仮説」を立てる。

原因は多分、こうじゃないんじゃないか?
と思考を巡らし、考えていくことを「仮説」といいます。

「仮説」を立てて
「対策」を考えて動く。
「検証」対策に対しての検証をする。(その仮説で正しく対策が打たれたのか検証)
             
  ↓ ↓ ↓
再度、仮説を立てる。

これの繰り返し、繰り返し改善を行う事で、繁盛店に導きます。

外的要因と内的要因で分けて考えてみると、案外整理がつきやすくなります。

やるべき事、課題が明確になってきます。

物事は「分ければわかる」です。


このような考え方をロジカルシンキング(論理的思考)とも言います。
ロジカルシンキングの考え方はビジネス、飲食店経営にも非常に役に立ちます。
勉強しておいて損はないと思います。

これらの本はとても分かりやすくおすすめです。







(2019年10月8日追記)