去年の11月、このブログを通して日本からチリにISDEの為に来たお客様と知り合うことがで来ました。
縁があって私が車を運転し、ポイントを一緒に回って見るという経験をさせてもらいました。
知識の無かった私でもかなり楽しめました。
ISDE 6days を全く知らない人がいると思うんで、ちょっと私なりに説明したいと思います。
オフロードバイクの競技といえばモトクロスですが、同じ見た目の装備で長時間のレースになったエンデューロという競技が有ります。
フェリピートがモトクロスをしていたんで、ピョンピョン跳ねてたのを見てましたが、エンデューロはピョンピョンは無いぶん、息を切らすまでは行かない状態で長い時間走り続ける競技です。
ISDE 6daysはそのオフロードバイクのエンデューロの世界最高峰と言われているレースです。
F1はピットに車を止めたら、大人数のチームメンバーがタイヤ交換などのメンテナンスを一気にしてくれるけど、このISDEでは、ライダー本人がメンテナンスをします。
乗ってるだけではないんです。
2018年のISDEはチリのビニャ デル マルで開催されました。
毎年有る大会で、2014年はアルゼンチンのサンファン、2007年はチリのラ セレナで有りました。
たまたま私が今回旅行で回った都市です。
レースは毎回、ちょっとした観光地で行われるらしいんですが、サン ファン って、、、
私はアルゼンチン人の友達がいる都市だから、時々遊びに行ってますが、観光地とは程遠いですね。
ラ セレナはビーチが多い事でまぁ良いでしょう。
ビニャ デル マルはチリ人が大好きなリゾート地、近くに歴史的でアーティスティックな町のバル パライソが有るし、ISDEの開催地としては、かなり良かったと思います。
ただ今回のISDEは、後からチリ人の素行の悪さの話が沢山入ってきました。
レース前から車上荒らしがあったり。
まぁこれはレース有る無しに関係なく、普段から車の中に何かがあったら、車上荒らしには合いますので、主催者側の対策も必要でした。
応援する人たちの喧嘩がたくさんあったと聞きました。
特に6日目が土曜日だったからか、素行の悪い人たちも応援に加わっていたようで、問題が多かったらしいです。
素行の悪い人たち同士でやってるのは良いんですが、プロのカメラマンも被害に合ったりしたらしいです。
悲しい話ですね。
レースは乾いた土地が良いんでしょうか？
この辺は砂漠予備軍みたいなもんで、かなり砂埃の多いコースだと思います。
大会中に雨が降ったりで泥んこにならないので良いんでしょうか？
日本人レーサーからするとかなり不利な条件になると思います。
土質が日本とはかなり違うでしょうから。
南米ということでフライト時間はかかるし、時差もあり、冬になりかけてる日本から来て、かんかん照りの乾いた土地でレースをしますから、体調管理も大変です。
ちょっと素人なりに思った事、物申しますが、日本はオリンピックや万博の開催地になる為には力を入れて、結構容易に獲得いていますよね。
他の先進国と比べても、かなり頻繁に開催されています。
なんかのスポーツのワールドカップも結構やってますし。
でもISDEが日本で開催されないんですね。
おかしいですよ！
バイクは日本のメーカーだらけなのに！！
バイクのパーツも日本製だらけ。
バイクメーカーがもっとマーケティングにISDEに力を入れるべきです。
国を挙げてバイクメーカーを後押ししても良いくらいです。
日本でISDE のレース開いたら、日本人はすぐにエンデューロに食い付くと思います。
南米のこんなへんぴな所までレースを応援しに行こうと思わなかった外人も、もし日本でISDEがあったら行ってみようか？となる人、多いと思います。
観光客も増えるはず！
日本の土地が狭くて難しいとか、気候の問題が有るなら、せめて中国でやるべきです。
中国の富裕層がみんなやりだしたら儲けもん！とか余計な事まで考えちゃいました。
そんな事を思いながらも、ダカール・ラリーの様に、ISDE も毎年南米であったら良いのになと思っています。
そしたら見に行けるんでね。
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