「無難」「大過なく」というのは、年功序列時代の保身術か
すべきことをして批判を浴びたり、責任を取らされたりするよりも、マイナス点を取らないようにする、まだ、人事評価がプラックスボックスであった時代の「保身術」であったか。
年功序列時代の「トコロテン式人事」を生んだ時代の評価を受ける術であったかも知れない。
そんなアナログのよき時代から、今は点数が支配するデジタル時代には入ったか。
すべて点数によって評価は、〇か、×か 0か1の世界に入っている。
それはそれで、評価基準が明確になっていればよい面もあるのだが、いかんせん人間はアナログ、デジタルに対応するすべがない、企業の人間的側面への配慮がなされていない、ここが企業経営において、人を取り巻き問題が発生する原点ではないかと考えるのだが・・・
ここ最近、会社の成果達成に、人事評価が強く影響していることが報じられている。
成果項目、ダメなら、評価は×、賃金ダウンの一連の流れ、成果も結果管理のみ、しかも利益追求の営業方針が上位下達で強く打ち出され、達成プロセスやコンプライアンス無視や、安易な利益誘導や、作業の水増し、などなどによる利益達成上の問題が多々報じられている。
なぜ、こんなことが起こるのか、成果主義に徹するあまりの結果なのか、考えさせられた。
成果主義は、もともとは人の目標達成意欲を促し、会社業績を向上させるための制度であるはずなのに、なぜ、結果管理オンリーになったのか、会社は利益達成が最重要課題で、利益目標は維持目標として不変ではあるが、上位下達成一辺倒ではなく、社員を巻き込んだ形で、社員も参画した形で、達成目標に転換できないのか、
人は目標を持つことによって、目標に向かって精力的に行動し、達成することによって満足感を得る。目標そのものを管理するのではなく、目標によって仕事を管理し、組織の発展と個人の成長を統合し、ともに達成していくためのものであると、また、その結果を成果とプロセスの両面から評価して適正に処遇に反映されていくもとと思うのだが・・・・
目標達成に向けて、本人の努力は言うまでもないが、上司のリーダー行動、支援などかあり初めて達成できるものである。目標達成には、PDCAの上司のマネジメント行動が大きくかかわっている。この辺の状況はわからないが、報道からは、あまり機能していないように思われるのだが・・・
人事評価が人を育てるためのものではなく、一方的に結果オンリーで〇、×、をつけるためのものと思われ、気にかかっている。
長らくそのままにしていましたHPリニューアル?というほどではありませんが、見直してみました。
プロみたいなページは創れませんが、自分なりに自分の考えをお伝えできればと思っています。
長らく、会社の人事制度、賃金制度をテーマにしておりましたので、自分の考えを、こんな制度にしたら、働きやすい、やりがいのある仕事ができるのに・・・と、自分丸々ページに込めました。
どう考えても「まさかさかさま」にしても、むなしいですが、日々の社会での出来事と照らし合わせ、なぜ、今頃こんなことに・・・、こんなことも変わってないの・・・と思うことが多々あります。すべては、原点の考え方、やり方、・・・など基本になるものが、悲しいかな出来ていない・・・今まで何だってのと考えるます・・・
デジタル、デジタルというけれど、人間の行動はアナログそのもの・・・人間はアマログですから、
デジタルは便利に使っていますが、人間はアナログ、昔も今もデジタルに包まれても・・・と考えています。
ホームページの内容もアナログそのものですが・・・会社の人間的側面がテーマですから・・
久しぶりに、ブログを書きたいという衝動にかられました。
なぜか、わかりません、今年82歳になります。
人事関係の仕事をしていましたので、硬い、硬く書かなければ気に済まない、
それが、このごろ、それが何だと、思うようになりました。
今までの経験、失敗が多かった、多くの場合、原因は自分にあるのに、人や環境や・・・訳のわからない原因にせいにすることが多かった。今は反省、反省の日々、急にいろいろなことが思い出される。反省で、反省で、暇がない。そろそろネタが切れるかと、思いきや、また、昔が出てくる。それは不思議と、失敗談ばかり・・・なぜ?
すんだことをあれこれ言ってもどうにもならない。それなら、いっそ、それらを捨てて未来志向で行こうと、昔をすべて捨て去りました。潜在意識はしっかりと覚えていますが、一切捨て去ると、不思議なもので、潜在意識も、現状に合うよう書き換えてくれています。
人事評価に、長く携わっていましたが、評価するのも、受けるのも、ともに楽しいこと、プロセスは面白いととらえ直しました。なにか、違うことが見えてくる気がします。
楽しいこと、面白いことに変換できれば、折に触れて、書いてみたいと思います。
潜在意識と相談しながら。よろしくお願いいたします。