人生黄昏時

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宮古島の祭&祀【2】

2018年10月15日 00時00分49秒 | 日記

  宮古には、御嶽信仰、祖先信仰が現在も根強く残り

宮古諸島には、800以上の御嶽(拝所)が存在している

 

御嶽には、島の創造神、祖神、歴史上の偉人神など祀られ

そして神が降臨する聖地であると信じられている

 

領域内には神聖な場所とし

御嶽内に生えている木や植物など切ったり

取ったりしてはならないと言うタブーが存在しているため

自然がそのまま残っている

 

御嶽近くに、ツカサ(司)達が、祭祀の時

数日間夜籠りをして儀式を行う小屋がある

 

各御嶽には所属する、ツカサ(神女)おり

その上にウブアム(大阿母)がいる

この、ウブアムが宮古島のツカサを統括する

 

シマ(集落)には、ムトゥ(元)と呼ばれる

シマの始祖とされる、ムトゥヤ(元家)があり

 

各家は必ず、関係のあるムトゥに所属しており

所属員を、ファーマーと呼ばれて

マキヨ(血縁集団)とも呼ばれている

 

各元家の御嶽が存在し、共同体の祖神を神聖として

祭祀は年中、間断なく全員参加で行う

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