教育カウンセラーの独り言

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不適切事例「4類型」 大学名伏せたまま

2018年10月23日 13時53分33秒 | 受験・学校・学問
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政治 不適切事例「4類型」 大学名伏せたまま



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医学部の入試不正問題に関して会見する柴山昌彦文部科学相=東京都千代田区で2018年10月23日午前11時4分、宮武祐希撮影

(毎日新聞)

 柴山昌彦文部科学相は23日の閣議後記者会見で、医学部医学科を置く全81大学を対象にした入試調査の中間まとめで、得点操作などにより女子や多浪生を不利に扱うなど不適切な疑いのある事例が、4類型確認されたことを明らかにした。具体的な大学名や校数は公表しなかった。柴山氏は同日、不適切と認定した大学に対して自主的な公表を促すとともに、全国の大学に入試方法の点検や周知を求めるメッセージを出した。

 中間まとめによると、不適切な事例は(1)現役生に加点し浪人生には加点しない(2)多浪生や女子は、より高い評価を得ないと合格としない(3)合格圏外の同窓生の子どもを合格させる(4)補欠合格者の繰り上げ合格で、得点が下位の特定の受験生に先に連絡する−−があった。また、疑惑を招く事例として、保護者の出身校や経済状況を詳細に質問している大学や、面接で多浪生を慎重に評価するなどのマニュアルを設けている大学があったとした。

 柴山氏は会見で、大学名や校数を伏せた点について「公表については調査の進捗(しんちょく)状況や(入試の基準を策定している)全国医学部長病院長会議の対応を踏まえて検討したい」と述べるにとどめた。

 文科省は東京医科大(東京)が事業を受注する見返りに、文科省幹部の息子を不正合格させた汚職事件を受け、医学部医学科を置く全国の他の80大学を対象に訪問調査を実施しており、年内に最終報告を公表する方針。【伊澤拓也、水戸健一】

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