益田ミリさんの
エッセイが好き。
「ゆるっと考える」
感じが、特に（笑）
文章の中には
作家さんの平凡な
生活が描かれていて
時々クスッと
笑ってしまうのだけど。
（きっとご本人は謙遜されて
書かれてるからだろうけど）
この本を読んでいると
完璧じゃなくても
何かができなくても
それを（自分が）
悪いとか思わなければ
それでいいんだなぁ、
って感じられる。
肩の力が抜けて、
ホッとするの。
だから日常生活で
煮詰まった時や
考え方が厳しく
なっちゃってる時に
取り出しては読んでます。
書かれている内容は
作家さんの生活についての
ことだけれど
それは
私たちの生活にも
置き換えられることばかり。
考え方のヒントを
もらえる一冊です。
ゆるっとしたい時に
ぜひ読んでみてね。
最後にお気に入りの
文章をご紹介〜
＊＊＊
人にはできないことが
あってもいいんじゃないのかな。
できないことや、
やりたくないこと
やろうと思って失敗したこと
それらもまた、
人となりを作っている。
できることばかりが
「その人」そのものじゃないんだ。
（中略）
全部今の自分につながっていて
これからの自分をつくっていくのです。
（「ふつうな私のゆるゆるな作家生活 」
益田ミリ著 文春文庫刊より一部引用）
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