命を委ねられること。 | Slow Fantasy 〜ゆるやかに〜

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病気(SLE,重症筋無力症)はあるけれど体調に合わせながらゆっくり楽しく暮らしてゆけたらいいなと思っています。ブログでは日々感じたことをのんびり書いています。

 

 

 

 

先日、父が入院しました。

 

 

 

入院した時点での診断は

軽い胃腸炎とのことでしたが

 

 

 

 

先日、主治医に呼ばれ

 

 

 

「いつ何があっても

おかしくない状態」

 

 

 

だと告げられました。

 

 

 

父ももう90歳。

 

 

 

高齢者というのは

 

 

 

一つの病気をきっかけに

 

 

持病が一気に悪化してしまう

ことがあるそうなのです。

 

 

 

もともと

心臓が悪かった父。

 

 

 

それが胃腸炎をきっかけに

 

 

 

心不全・腎不全が一気に

悪化してしまったようです。

 

 

 

そういえば義母の時も

そうでした。

 

 

 

肺炎をきっかけに

 

 

肺炎自体は治ったのに

その後からガタガタと状態が悪化して

 

 

 

あっという間に

逝ってしまいました。

 

 

 

あの時と今回は

状況がとても似ています。

 

 

 

医師から

 

 

「いざという時蘇生をしますか?」

 

 

と、聞かれた時

 

 

 

自分に父の命を

委ねられた気がして

 

 

 

とても、怖かったです。

 

 

 

 

でも、その場には私一人。

 

 

私が決めるしかないんですよね。

(今、決めて〜ということだったので)

 

 

 

結局、

 

 

 

「自然に任せる」

(蘇生はしない)

 

 

ということを選択しました。

 

 

 

*帰ってから母に報告し、

母も同意してくれました。

 

 

 

現在のコロナ禍。

 

 

面会は基本禁止なのですが

 

 

特別にほんの少しだけ

会わせてもらえました。

 

 

 

呼びかけには

うっすら反応があるものの

 

 

ほとんど意識はありません。

 

 

顔もむくみ

尿量も減少していて

 

 

それを見て・・

 

 

 

「あぁ、もう最後かもしれないな」

 

 

 

と、悲しいけれど

わかってしまった。

 

 

 

医療従事者だったから

わかってしまうこと、あって。

 

 

 

ただ

 

 

 

現在はとても静かで穏やかで。

 

 

酸素もしていないし・・。

 

 

 

握った手も温かかった。

 

 

 

その手の温かさに

子供の頃を思い出して

 

 

泣きそうになりました。

 

 

さっきも書きましたが、

面会は禁止なので

 

 

会いにゆくことも

できないのですが

 

 

 

ほんの数分でも、

会えてよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もお読みいただき

ありがとうございます。

 

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