エスプリ・ド・ヴァランドロー(2014) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は、ガレージワインの先駆者である「シャトー・ヴァランドロー」が造るサードワイン、“エスプリ・ド・ヴァランドロー”をいただきました。

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【シャトー・ヴァランドローとは?/サイトより引用】
ポムロールのル・パンに触発され、自身でも最高級のワインを造り出す決意を固めたジャン・リュック ・テュヌヴァンは1989年、夫人とともにシャトー・パヴィ・マッカンとシャトー・ラ・クロットに挟まれる小さな0.6haの畑を購入。そして1991年には念願のファーストヴィンテージをリリースし、この年が輝かしい成功への船出となりました。
優れたテロワールとミシェル・ロランの天才的な醸造コンサルティングにより生まれた長い歴史のサン・テミリオンに負けない味わいで、驚きの早さで2012年にはサンテミリオン・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに格付けされています。
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■ヴィンテージ/2014年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/フランス
■生産地/ボルドー、サンテミリオン
■生産者/シャトー・ヴァランドロー
■原産地名称/A.O.C.サンテミリオン・グラン・クリュ
■セパージュ/メルロー(65%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(25%)、カベルネ・フラン(5%)、マルベック(5%)
■ALC/13.5%


色調は輝きのある濃いラズベリーレッド。粘性は強め。
香りはブルーベリー、ラズベリー、カシス、干しプラムの果実香に牡丹、バラ、針葉樹や甘草、シダ、メントール、黒胡椒、木樽由来のスモーキーなニュアンスとミネラリーな芳香が感じられます。
味わいはビター感を伴った豊かな果実味と心地よいコクを感じる綺麗な酸味がバランス良く良く調和したエレガントなテイストの広がりから、きめ細やかでシルキーなタンニンのフレーヴァーが余韻に向けて長く持続。

ボルドー右岸、メルローの本領発揮的な、どこまでも優しく、ソフトで優雅な味わいのvin roge。
偶然にも?(笑)、ペアリングは仏産の鴨、メルロー特有の丸みのある果実感と滑らかなタンニンが調和した優美なストラクチャーのワインと噛むほどに旨みを感じられる鴨肉の脂身、なかなか気持ち高まるマリアージュでございました。

HP 81+pt

 

 


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