眉下切開、切開Hamra法 術後6ヵ月) | 医師の技術教育指導担当 Dr村松@湘南美容クリニック

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湘南美容クリニック新宿本院主任医長兼技術指導医Dr.村松が日々の症例や美容外科に関することを分かりやすく解説します。

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本日ご紹介する症例の患者様は50代の女性、他院にて2~30年前に埋没法二重術、8年前に下眼瞼脱脂術、7年前に中顔面上部への脂肪注入をお受けになられていました。

 

今回は上瞼のたるみ、および下まぶたのクマの改善をご希望されました。

 

上瞼は加齢に伴う目尻側中心のたるみがメインでしたので眉下切開法のよい適応でした。

 

下瞼は他院での脂肪注入の定着が過剰であったと思われ、下まぶたよりも中顔面上部が突出した、いわゆる凹みグマの状態でした。

 

なかなか改善が難しい状態でしたが、切開Hamra法に順じなるべくまぶたと頬の境界部分(tear trough)の溝を浅くすることを主眼に手術を行いました。

 

術前→術後6ヵ月です。

 

上瞼は被さりが改善しスッキリとした印象となっています。6ヵ月時点で客観的には傷もほとんど目立ちません。今後更に目立たなくなります。

 

下まぶたは左は概ね改善、右は若干改善しましたがtear troughが残存してしまいました。

 

これ以上の改善を図る場合はtear trough直下に剥離操作を加えて脂肪注入などを行うしかないかと思われます。