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テーマ:乳がんのお話(1104)
カテゴリ:乳がん
手術で取った組織の病理組織検査の結果が出ました。
手術:2020年7月6日 右乳房全切除+腋窩リンパ節郭清(ⅠからⅡ) 診断名:浸潤性乳管癌 サイズ:12×12×12mm ★エコーで測った時より、実際のサイズは小さかったです~ リンパ節転移:あり(4/14) 多臓器への転移:なし ★あら、リンパ節転移が4つも見つかってしまった、、、 病期(TNM分類):T1c N2a M0 ステージ:ⅢA ★、、、、ステージⅢ、、、 やっぱりと言えば、やっぱりです。 リンパ節転移があったので、ステージは上がってしまいますね。 覚悟は、はい、できてました。。。。 腫瘍の特性: エストロゲン受容体(+) プロゲステロン受容体(+) HER2タンパク(-) Ki-67=24% 核グレード 1 標準的には化学療法(抗がん剤)が推奨されるとのこと。 これは3カ月の外来治療。 但し、10年生存率で言えば約2%上がるのみ。 (あくまでも私の場合です) 私「試しにやってみて、辛かったらやめてもいいのでしょうか?」 先生「やめてもいいですけど、1回の抗がん剤点滴で髪の毛はほぼ抜けてしまいます。」 「一度抜けた髪の毛が元通りに戻るには、だいたい1年から2年位はかかるかな。」 「まだ若いから先もあるし。お子さんがまだ12歳なら、 社会に出るのを見たい、結婚式にも出たい、 と考えると、化学療法をした方がいいとも言えます。 高齢の人だと、もうそんな苦しい治療はしなくてもいい、と考えもあります。」 「仕事は両立できますよ。 抗がん剤と一緒にステロイドが入っているので、 1,2日は大丈夫だけど、3,4日目から辛くなるかな。」 放射線療法については、 「放射線治療をすると、2000人に1人くらいの確立で肺線維症を起こすことがあります。 決して高い確率ではないのですが、今はコロナがあるので、 もし肺線維症を起こして感染してしまったら、ひとたまりもありません。」 とのことで、まずはしないことに決定。 良かったのか?悪かったのか? ホルモン療法について、 「ホルモン感受性乳がん」とのくくりになるので、 ホルモン療法で生存率が上がるとのこと。 10年生存率で言えば約3%上がる(化学療法より効果あるのね)。 先生「最近は5年より10年間の方が、治療効果が高いとの報告もあるし、 10年間治療する方がよいかと思ってます。」 手術をしたことで、10年生存率は85%とのことらしい。 ステージⅢでも、結構数字は高くて安心しました。 でも10年だからね。 15年生存率では76%に落ちるので、やっぱり油断は大敵なのですよね。 それ以降の数値は出ていない。 5年ごとに10%下がったら、堪らないなぁぁ。。。 さて、化学療法をするのはほかの病院になるので、 次回受診はそちらの病院へ8/19に行く予定。 仕事は無事に3日間出勤(復職)できました~ でも疲れた、、、、 いきなり5日間の通し勤務でなくて良かった! 参考:TNM分類 https://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/public/?d_date=20200808&d_seq=0
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