筏(かせ)黒鯛 四季織々・・

ホームグランドである千葉県 富浦筏(かせ)釣りをメインに日々の戯言を綴る忘備録ですわ。

美味口福

2018年02月04日 | 日記

「ただいま~」

今夜は、久しぶりに過ごす一人の夜。
大して活況を呈さなかったこの週末の生業なれど週一回の休日前夜、思い思いに過ごしたい。
観たかった筏かかり釣りの番組やら、明日やらなければならない案件の書き出しやら一人の夜とは言え、なんらいつもと変わらないが家内愛息の寝静まる寝息もないひっそりとした我が家。
久しぶりに家内愛息は義父母との水入らずのお出かけだ。朝早くから家内愛息は、やいいのやいの言いながら準備に勤しんでいる最中に見送られ何だか楽しそうでいいなぁと思う反面、週末が休日でない生業上、一般的なオトウサンではないので特に愛息の気持ちを考えればそれも仕方がないなと思える。

先日の釣果と併せ、旧知の友人が静岡は清水での釣り大会予選の釣果を有難い事に頂戴し、その夜すぐさまエラワタを取り除きたっぷりの海水と氷を施し一日置いての昆布締め。
日頃は生業故、原価云々あるにはあるが、兎にも角にも材料を出来るだけ安くの頭は一切ない。
出来るだけ良いモノを、がある。
昆布締めに使う昆布だって、輸入元や販売元こそ日本のそれとはいえ、正体は韓国産やら中国産やらがまことしやかに出回っている現実。
君子危うしに近寄らず。
生業上まっとうな北海道の利尻の昆布屋との付き合いは長い。
いつも通り使い慣れている品だ。

キッチンスタッフの手を借りながら大きいの小さいの鱗落としから背びれ腹びれの処置やらなんやら、その身を磨いていく。







そして今宵。
丁度食べ頃を迎えた、昆布締め特有のほんのりと飴色をまとった切り身に包丁を入れれば、これまたうっすらと白くこの時期ならではの旨味を確信。
伊豆は稲取の本わさびを鮫肌で手際よくスリスリしつつ。
セラーから気に入りのシャルドネと共に、ある意味至福の時間。

美味口福。





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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しんご)
2018-02-05 07:48:18
いや〜昨日の釣果も最高な釣り始め!
なんだかモヤモヤな年末年始の中
これで潮の流れが変わったのでは?
良い流れに乗って潮の流れを見極め
big節炸裂!

しかし旨そうな昆布締めですな…
良い休日を過ごしてくださいね
Unknown (しんごさんへ)
2018-02-05 09:55:09
どうも~
いつも有難う御座います
いやぁ~ようやく釣り気がですね戻ってきましてね
色々あるんですけど・・・釣りに罪はないですしね。
もうこうなったらやるしかないなって。ぐずぐずやってても埒あかないし

見ててくださいよ
Unknown (大昇丸 あゆ)
2018-02-05 14:18:00
鯛の昆布〆にシャルドネ・・・。たまらないですね!写真みるだけで「まったり」した雰囲気が見て取れます。

昆布のうまみ成分とシャルドネがいい相性なんですね。
Unknown (大昇丸 あゆさんへ)
2018-02-06 01:50:01
はじめまして
初コメ頂き有難う御座います!

そうなんですよ
昆布締めして二日ばかり
これまた濃厚なシャルドネとの相性といったら
おりを見てご用意させて頂きますね



Unknown (花団)
2018-03-04 09:03:54
昆布〆と白ぶどう酒…よだれが出てきました。美味そうです。
こっちでは大味のオヒョウくらいしか売ってません。日本は
やはり良いですね。こちらはシャケはどこでも売ってますが、
イクラやカマは見かけず…魚の美味しい食べ方を知らないのでしょう。
Unknown (花団さんへ)
2018-03-06 07:11:40
こちらにもコメ有難う御座いますっ

冬の黒のソレは身も厚く昆布締めにする事で雑味が一層なくなり旨味凝縮していて最高でした。
そろそろ富浦若芽の時期ですねぇ。
あの食味も最高
春近し、

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