作り込みと量産 | ★ドール用革靴作家★ ishikraft (イシクラフト) 

★ドール用革靴作家★ ishikraft (イシクラフト) 

上質仕上げの革靴であの子の足元飾ります。

今晩は。

ドール用革靴作家ishikraftです。
 
 
今回は作り込みと量産の関係についてです。
 
 

 
 
私は物を作ることが好きです。
そしてドール用の靴を作っています。
 
色々考え工夫をしてより仕上がりの良いものが
作れればと思い作業を行なってきました。
 
 
ドールの靴を作る上で一番理想とするのは
本物の靴と同じ作業を行いそのまま縮小した
靴をつくることです。
 
工程面、材料の問題で難しい部分もありますが
作業的には努力次第で可能になるかと思われます。
 
しかしここで問題となるのがどこまで作り込むか?
という点です。
 
 
作り込めば作り込むほどよりリアルな物になりますが
その分作成時間がかかります。
作成時間が長くなるとどうなるでしょうか?
作成数が減り販売価格が高くなります。
 
出来るだけ沢山の方に使って頂きたいので
作成数があまりにも少ないのは困ります。
また価格についても上がりすぎるのも困ります。
購入していだだけないと次に繋がりません。
 
つまり出来るだけ良いものを作りたのですが
時間をかけ過ぎるわけにも行かないということです。
ずっとこのバランスの悩みはついて回ります。
 
もちろん悩んでいるだけでは何も変わらないので
自分なりの工夫は行なっています。
とは言ってもそんなに画期的な物ではありません。
まず簡単にできることでは道具です。
刃物であれば切れ味の良いものを道具全般を通して
精度が高く強度のあるものを使います。
道具の性能で作業の効率は大きく左右します。
続いては自分のスキルアップです。
正確に綺麗に早く作る。
なかなか簡単ではありませんが繰り返し作業を
行うことで少しずつ腕を磨いていこうと考えます。
 
これが一番という答えはありませんが
作り込みと量産のバランスを考慮しつつ腕を
あげて行きたいと思います。
 
 
しかししかし元々はものを作ること自体が好きなので
より作り込みたいという気持ちは大いにあります。
そこで通常作成している靴とは別に更に作り込んだ
ものを少量作ってみようかと思案しています。
今後お楽しみにしていただければ幸いです。
 
それでは今日も作業を進めたいと思います。
 
 


人気ブログランキング