パカルは、数字の書かれたカードを互い先にプレイし、自身のピラミッドに数字順になるように並べていくカードゲームです。
タイトル | パカル - Pacal |
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デザイナー | Günter Burkhardt |
メーカー | Klee (1999) |
プレイ人数 | 2人専用 |
プレイ時間 | 〜30分 |
対象年齢 | 12歳〜 |
抄訳
勝利条件
数ラウンド行い、3ラウンド先取したプレイヤーが勝利します。ラウンドでは、以下のいずれかの条件が満たされた時に勝利します。
- 自身のピラミッドに数字カードを並べ切る。
- 相手が数字カードを置くことが出来なくなる。
ラウンドの準備
数字カード(1〜50)をすべてシャッフルし、まずお互いに10枚ずつ配り、裏向きのままピラミッド型に並べます。これらのカードはゲーム中に数字カードとしては使用されず、ピラミッドのスペースとして扱われます。残り30枚のカードを、お互いに15枚ずつ配ります。これは手札になります。
お互いにピラミッドの一番上のカードを表にし、数字の高い方が先手番となります。表にしたカードは裏向きに戻します。
ゲームの進行
ゲームは手番を順番で行って進行します。手番では手札からカードを2枚選び、テーブル上に表に向けます。表に向けられた2枚のカードから相手プレイヤーはカードを1枚を選び、自身のピラミッドのいずれかのスペースに置きます。残ったもう1枚のカードは、自身のピラミッドのいずれかのスペースに置きます。その後、手番は相手プレイヤーに移ります。
カードの配置ルール
- カードは、上から下にかけて数字が下がっていくように配置しなければなりません。また同じ段では左から右にかけて数字が下がっていくようにしなければなりません。
- いずれのカードも、一度置いてしまったら再び動かすことが出来ません。
- いずれのスペースも、2回カードを置くことができます(1度上書きができる)。ただし、上記の降順ないし昇順のルールは守らなければなりません。
ゲームの終了
いずれかのプレイヤーが全ての家族タイルを達成できたらゲームが終了します。
感想
特徴的なのが配置する候補のカードを2枚プレイし、先に相手に取らせるってあたりかな。相手が出してくる2枚のカード、引き取ったカードを配置する場所などから相手の手札を想像して、如何に相手にカードを重ねてもらうか、あわよくばゲームから脱落してもらうかというのを考えて楽しむ感じかな。個人的に大好きなシンプルなゲームです。
このゲーム自体あまり見かけないので無理に探して遊ぶよりも、まずは何かしらで代用して遊んでみると良いと思います。カード構成が単純に1〜50だけなので、代用できるものは色々ありそう(ニムトとかコンプレットとか)。
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