さぁ、お家に帰るよ
息子妻のママさんがちびっ子に言うと、文字どおり床に崩れ落ちるように
いやだー
と泣き出した
あらら、泣く?
今までは駄々をこねるけど泣くほどでもなかったのに
そのときはアイパッドでポケモンを見ていて、私は台所で持ち帰り用のおかずを作っていて、夫は自室にいるし
居間にはママさんと二人だけ
前の夜の8時半ごろみんなで来てお泊りをしました
お風呂をすませて、あとは寝るだけで来ました
すでに居間と横の和室に全部の布団を敷いていた私
テンションアップのちびっ子は布団の上でカードを夫に見せて説明しています
へー、ピカピカやなぁ
そやねん、こっちも、ほら! 〇〇〇〇やでー
〇〇〇〇の名前は覚えられなかったです
ママさんのところとジィジのところを、うろうろしながら寝るところをさまようちびっ子
朝の5時ごろ、ふと横を見ると、ジィジの枕に顔をうずめて熟睡している
いつの間に!?
それにジィジの枕なんて、やばい!
ちびっ子の日なたの匂いが、ジィジのやばい匂いになっちゃう
ちびっ子くんアンタ臭くないですか?(ごめんジィジ)
そっと枕を外して頭を布団に下ろしました
ジィジの枕はストローをこまかく輪切りにしたものがいっぱい詰まっていて、枕ごと洗濯機で洗っているけど、匂いが落ちないのです
その日は息子が自宅で仕事をするらしいので、車で送り届けてから、小さな動物公園に行きました
公園にヤギと孔雀、白鳥、うさぎ、モルモットなどいました
公園で鬼ごっこをしていたら、
馬が外に出たよー
と教えてくれたので行ってみたら、小さな馬がいました
背たけは腰の上ぐらいなのに、顔はでかいのね
最初ちびっこは怖がっていたけど、ジィジに抱っこされて馬に乗ることができました
何度も普通の馬に乗ってるのを忘れたのかな
くら寿司でご飯をたべて買い物をして帰ってきました
ほら、またこんど泊まりにきたらいいから、パパさんがまってるよ
もうすぐ夕方になって暗くなるよ!
昼寝をしなかったので、よけいにぐずってるのね
ママさんが抱っこしてジィジが荷物を持って、車まで送っていきました
さてさて、帰るのがいやだと泣いてくれるのはいつまでかしら