前回 「あ~お金と時間が欲しい!地球のみんな!オラにちっとずつお金と時間を分けてくれ!」
とか図々しいことを書いたら、軽くバチが当たりましたw
1弦が切れました。
ワタクシ、弾いてるときには滅多に弦を切らないのですが。
ペグを緩めたり締めたり繰り返してるうちに
ペグの根元らへんから切れた
ので、いわゆる金属疲労ですね。
・・・どこぞで話題になってましたねw
ところで皆さんは弦交換ってどうしてます?
ネックへの負担を和らげるために、一度に全部外さずに一本づつ交換する人もいるみたいですね。
私は指板のクリーニングも兼ねて、全部外して交換します。
エボニー指板の汚れ具合が判るでしょうか?
私の手から滲み出る液体は
かなり悪質な腐食性の液体
らしくて、以前アーニーボールの弦を使ってた時は
1週間で黒くなり
2週間で赤くなり
3週間でギザギザになる
という感じでしたね。
今はエリクサーの弦を使ってて、
毎回弾き終わるたびにティッシュで拭ってストリングクリーナーを塗るので、
滅多に切らないのとで、7~8ヶ月は持ちますね。
エリクサー最強ですね!
で、
弦を全部外すとなると・・・
この際やりたかったこと全部してしまいましょう。
弦どころかナットもボディも全部外します!
マスキングしてフレットの磨り合わせです。
磨り合わせたら、フレットの山を作って、ガリガリを無くすためにひたすらサンドペーパーで傷消しです。
#1000~#1500~#2000~スチールウールと。
すでに艶は出てますけど、ここから更にコンパウンドで仕上げる人もいてます。
そらもうビッカビカの艶っツヤに光らすと気持ちイイでしょうね。
でもワタクシはある目的のためにそこまではしません。
・・・・・・面倒くさいワケではないですよ?ww
その目的とは・・・
オシエタゲナイ!(`∀´)
企業秘密デス。
※嘘です訊いてきてくれたら答えます。
それから、S.O.S(サウンド・オフセット・スペーサー/ミネハラ・チューニングシステム)を外します。
これね~、エレキギターで
「ちゃんと設計されてるギター+弦高低めが好きな人」
には向かないですね。
弦高高めが好きな人とか、
「押弦による弦の引っ張りとかを考慮してない安物ギター」
とかには抜群の効果はあると思いますけどね。
よって、外すと共に装着した時に低くしたナットの高さを元に戻します。
次に、ブリッジのサドルの高さの微調整。
どうも指板(というかフレット)のRとブリッジサドルのRが合ってないみたいなんですね。
あ、フレット交換作業をしてくれたTONE GARAGEさんは完璧な仕事をしてくれましたよ。
その後何年かの間に自分で磨り合わせて、どうももっとフラットになってしまったらしくて。
1弦と6弦の弦高を合わせても、3.4弦がどうも高い。
なので5.6弦にスペーサーをかまして微調整。
さらに今回またあるものを交換したので(次回にでも書きますw)、
それに合わせてネックの仕込み角度の調整。
これはまぁネックポケットにシムをかまします。
①フレットの磨り合わせ
②ナットの高さ調整
③ブリッジサドルの高さ調整
④とあるパーツの交換&調整
⑤ネック仕込み角度の調整
⑥弦高調整
⑦S.O.Sを外したのでオクターブ調整
この五つの工程のうち、③だけ一発でうまくいきましたけど、
①②④⑤⑥はぜ~んぶ弦を張ってチューニングしてから再度やり直したり微調整の繰り返しで・・・
また金属疲労で1弦切れるんちゃうかという恐怖との闘いですw
書くのに疲れてたらまた書く気が起こらなくなるのでw
今回はこのへんで。
Orcastrated outro : The TOY DOLLS
Ibanez JEM90HAM
zoom G3X
zoom iQ5
audio-technica AT-SP102
From The TOY DOLLS album "ORCASTRATED"
この動画撮った後、
今もまだ微調整は繰り返しておりますww