人は誰しも、言いにくいことを抱えています。
それを言ってくれるというのは、相当信頼されているということです。
『どうでもいい人』や『話のわからない人』には、言わないと思います。
『実は・・・』と言って驚かれるより、『えっ?そうだったの?』と軽く返された方が心地良いときがあります。
相手の反応により、『やっぱり重大なことなのだ』『自分だけ変わっているのだ』と思ってしまうのです。
でも、そこで『私もそういう経験がある』と言われると、心が楽になります。
愚痴や悩みを言うとき、相手にして欲しいことは、共感してくれることです。
共感してもらえると思うから、話すのです。
『人に言えないようなこと』を言ってくれるのは、信頼してくれている証拠なのです。
私は、愚痴や悩みを言われたときは、否定しないようにしています。
愚痴や悩みは、否定をしているから生まれます。
今の状況を認めることができていれば、愚痴も悩みも生まれません。
だから、今の状況を第三者が認めてあげることで、その人は気が楽になるのです。
人の過去・現在・未来を否定されることほど、辛いものはありません。
まず認めてあげて、どうすればいいかを考えていくことが一番いいのです。
◆本当の友達は、
言いにくいことを言ったときに、
意外にあっさりしている。