【詩】自分不協和 | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せを求めると、不幸せとの比較が生まれる。

生きやすさを求めると、楽しくてしょうがなくなる。

イライラが合わない 場にそぐわない迷い人か

歩き出す僕 周りがゆっくりと止まり 

まるで操り人形 脱走するなら今だ

すべてのタイミング パズルのピースのように

罪悪感は置き去りにして 進むべき道を歩き出す

 

自分の為よりも 誰かの為に誰かが耐える 

それぞれの選べる権利

道をそれる勇気のなさが 生み出す結果 

場に染まる 意思不要の 強制的協和

 

心を摑まれるような 嫌がらせには 有無をも言わせず 

見下しの感情 愛想笑いで やりすごす

表面の百倍の強い思い 偽り続ける限界 

どこに行っても 生きていける強さを あなたは教えてくれた 

 

切り離して考えよ 人の役割 

何度でも言おう それぞれが選べる権利

 

何十代になれば 諦めの時間と誰が決めた

安定と存在の証明との決闘 

わがままを貫き通すことを許してもらえるまで

取り戻せないものに気づけ 自分で考えた決断なら

後悔はつきもの でも同じ後悔はするな

下を向く 長い洞窟の先 映るのはユートピア

満たされない気持ちを後ろに乗せて 偽りの幻影で 錯覚させる

 

切り離して考えよ 人の役割

何度でも言おう それぞれが選べる権利

 

ここには長くいるべきじゃない そんなことはわかっているのに

足を踏み留まらせているのは 他でもない勇気がないだけ

人の優しさを 感じられる場所だからか 

そこでしか優しさがないと思っているからか

 

同じ繰り返しの毎日は 楽だけれども楽しくはなく 

僅かばかりの変化に 僅かな希望を持ち

自分の進むべき道を見失うのは 

蔑まれてきた過去に 申し訳ないから

笑われたことを笑い飛ばすために 

必ず夢を叶えなくちゃいけないんだ

 

諦めたら 何もかもこれで良しとなとって 

向上心を捨てることは 僕にとって居心地がわるく

自分を偽っているようで 罪悪感すら持ってしまう 

人には人の生き方 その人がいちばん居心地の良い生き方を

 

切り離して考えよ 人の役割

何度でも言おう それぞれが選べる権利