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明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

40代から「老害」と呼ばれないために、意識しておきたいこと

「老害」。
ひと言でざっくり表現すると、「他人に迷惑をかける老人」のことを言いますが、最近では30代や40代でも、20代の若手から「老害」と言われてしまう人が増えていると聞きます。正直、僕自身もその要素がゼロとは言い切れないのですが、それでも「老害」にはなりたくないので、普段から意識していることがあります。

 

「老害」と呼ばれている人の特徴はいくつもありますが、多くの人が挙げる共通点のひとつとして、「自分の意見が“100%正しい”と思い込んでいる(信じている)」というものがあると思います。だから頑固になるし、屁理屈も止まらなくなる…。いかがでしょうか?

 

では、「老害」と呼ばれるようにならないためには、どうすればいいのか?

 

僕は「現在進行形で、圧倒的な結果を出し続けること」しかないと思っています。

 

大事なのは“現在進行形”で、ということ。
「えっ、結果を出したら、もっと自分の意見が100%正しいと思うんじゃない?」という声が聞こえてきそうですが、僕はそうではないと思っています。
先が読めない複雑な時代で“現在進行形で”結果を出している人は、そのプロセスの中で、大なり小なり判断を間違えている(スピーディに軌道修正もしている!)し、失敗も後悔もしている。そう、自分の意見が100%正しいと思えない出来事が続くのです。それでも結果を出せるのは、自分の意見が100%正しくないとちゃんと理解していて、他人の意見に耳を傾けているからです。じゃないと、結果は出せない。

 

そして、結果を出すことで、誰かの手柄を素直に認められるし、過去の栄光でマウントを取らなくてもいい。ここも「老害」と呼ばれないためには大事なこと。

 

僕は誰かの役に立つ仕事がやりたいし、楽しい人と一緒に、楽しい仕事をしていたいからこそ、結果に貪欲になるのですが、「老害」と呼ばれない自分でいるために、現在進行形で結果を出したいとも思っているのです。