伊野尾慧、怖くないですか?

 

ファンファーレ!初回限定盤2のDVD『HSJ2019ユニット打ち合わせ』、もうご覧になったでしょうか。

 

カップリング曲の打ち合わせ映像、各ユニットの関係性が垣間見れてとても興味深いのですが、伊野尾慧と山田涼介の「いのやま会議」が特におもしろいです。

 

というか、「伊野ちゃんすごっ」「伊野ちゃんこわっ」って思いました。

 

十数曲のサンプルの中からどの曲にするか、あーだこーだ言いながら選ぶのですが・・・

 

そして、話し合った結果として最終的に山ちゃんがある曲に決めるのですが・・・

 

実は伊野ちゃんは最初からその曲にしたいと考えていたと思われます。

 

そう思ってご覧いただくと、伊野ちゃんのすごさがわかります。

 

伊野尾慧がどうやって山田を落としたのか?

 

山ちゃんを誘導し選ばせたのか?

 

驚くべき「伊野尾慧の会議術」を検証します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メロディーのサンプル(まだちゃんとした歌詞が付いてないやつ)は事前に一通り聴いたが、ふたりでどの曲にするか打ち合わせるのは今日が初めてといういのやま

 

 

 

 

 

数字でパッと決めちゃいます?もうどの曲やっても問題ないと思う

 

 

 

 

 

まず、どの曲を選んでもいい、逆に言うと絶対的にダメな曲はない(=自分の意中の曲を除外させない)ことをさりげなく刷り込む伊野尾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンセプトは?

 

 

 

 

 

自分の意見は言わず、山田の意見を聞く伊野尾

 

 

 

 

 

コンセプト?セクシーとかカワイイとかは、たぶんファンの人も想像できると思うの。だからちょっと角度の違う見せ方ができれば。パーティーソングというか。ライブでやったらぶち上がるようなさ。お互いやったことない曲ができたらいいなと思ってるけど。

 

 

 

 

 

山田の話を「うんうん」と聞きながら、ホワイトボードに要点を書き、これからあくまで山田のコンセプトに沿って曲を選ぶんだよということを印象付ける伊野尾

 

 

 

 

 

わかりました。それを踏まえてどの曲をやるか、聴いてみましょう!

 

 

 

 

 

自分のコンセプトは明らかにしないまま、曲を聴くことに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1曲目を試聴

実はこれが伊野尾の意中の曲です。

 

 

 

 

 

試聴後、またもや自分の意見は言わず、山田に視線を送り、先に感想を言わせる伊野尾

 

 

 

 

 

悪くはないと思うけど、サビが弱すぎるから

 

 

 

 

 

山田は1番目の曲をそこまで気に入ってないことを知る伊野尾

 

 

 

 

 

どうする伊野尾?

 

 

 

 

 

コンセプトの「ぶち上がる感じ」ってのはあると思うし、あとイントロが結構いいなっていうのはあるんだけど。やっぱりサビがちょっと?

 

 

 

 

 

山田の「サビ弱い論」を否定せず、同調する伊野尾

 

 

 

 

 

ただ、サビ以外はコンセプトに合致しているのでは?ということを強調します。

 

 

 

 

 

イントロは上がって、AメロBメロは落ち着いてる感じだけどコンセプトにあるようなことを歌詞で入れてくれれば成立すると思う。サビだけちょっといまいちかな?

 

 

 

 

 

ホワイトボードに「1 サビがどうにかなるなら、この曲を選んでもいい、そんな気分にさせてくれる曲」と書く伊野尾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、2番目の曲を試聴・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやらラップ入りの曲だったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊野尾ちゃんとやるとノリで決まっちゃうから怖いんだよ~!

 

 

 

 

 

山ちゃん、もう伊野尾は決めてるんだよ。

 

 

 

 

 

「ラップ出来る」などとテキトーなことを言いつつ、2番目の曲について「山田のコンセプトに合ってないかな」「なんかJUMPの曲と被ってるよね」と否定的な感想を述べる伊野尾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後も十数曲を試聴しますが・・・

 

 

 

 

 

 

 

伊野尾がホワイトボードに書いたのは「1」と「11」の2曲のみ。

ちなみに11については「まだ可能性あるかも」と書いてます。

 

 

 

 

 

1か11か、この二者択一だと誘導

ここで再び1を推す伊野尾

 

 

 

 

 

イントロで上がるのは1なんだよね

 

 

 

 

 

サビだけ落ちちゃうから・・・

 

 

 

 

 

サビだけガッと変えてもらえるんだったら、1は全然アリだと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから伊野ちゃんが謎の「俺の友達が言ってた論」を展開します。

 

 

 

 

 

俺の友達もさ、言ってたんだけどさ、やっぱりイントロで決めろっていうよね?

 

 

 

 

 

誰が言ってんだよ!

 

 

 

 

 

ほんとほんと。一番最初にイントロ。曲を決める時って。その日の気持ちだったりとか、日によって受けとり方って変わってくるじゃん。てことは、自分の中である程度、定義を決めとかないと曲ってチョイスできないのね。そこでイントロって頭の掴みだから、そこで印象が残ったものを選んだ方がいいって、俺の友達が言ってた。

 

 

 

 

 

そういう意味では1は印象的だよね?

 

 

 

 

 

まだ納得がいっていない山田

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで一旦、話を変える伊野尾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冗談や自虐を交えながら、ようやく自分が考える曲のコンセプトを語り始めます。

 

 

 

 

 

 

①歌詞に「パヤパヤ」とか「ナパナパ」とか、意味がなくても語呂遊びで気持ちのいいワードを入れたい

 

②基本は踊らないけど、間奏だけガッツリ踊りたい。そうすると踊ることに特別感が生まれる

 

③ダンスは山田の指導を仰ぎたい。そこで山田の世界観を生かしていきたい

 

④とにかくイントロが大事

 

と、思い付きとは思えない、かなり具体的なプランを提示する伊野尾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これに対して山田は・・・・

 

 

 

 

 

伊野尾ちゃんの今までのユニット曲って、わかりやすい世界観?そっちの方がお客さんも反応しやすいと思うけど・・・。意外性を求めたいよね。わかりやすくやるのは簡単だけど、そうじゃないところで勝負したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山ちゃんの打ち合わせ後のインタビューも聞いて要約すると、山ちゃんの伝えたかった真意は、「これまでの伊野尾プロデュース曲はカワイイとかセクシーとかわかりやすい世界観だった。それもよかったけど、俺は違うものをやりたい。ただ、ふたりとも何の型にもはまれるタイプだから、選択肢がありすぎて、何をやっていいか正直わからない」というものでした。

 

 

 

 

 

『ペットショップラブモーション』や『条件反射』を「わかりやすい世界観」と若干ディスられ、普通はイラッとくるところですが、大人な伊野ちゃんは山ちゃんの指摘にこう答えます。

 

 

 

 

 

 

その通りだと思うよ

 

 

 

 

 

じゃあこの1をアレンジしてもらおうか・・・

 

 

 

 

 

おっ!

 

 

 

 

 

伊野尾、ここですぐ決定を出さず、山田が気になっていた部分について、スタッフにこう呼びかけます。

 

 

 

 

 

サビのパターンをちょっと変えてもらって、みんなが上がれるようなものを何パターンかもらってかな・・・

 

 

 

 

 

じゃあこれでいきましょうか。

これでよろしくお願いします!

 

うれしそうに「こちらが採用です」と赤丸をつける伊野尾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、最後も相手を立てつつ、冗談を言って和やかな雰囲気の中で会議を締めるところも、さすがです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

打ち合わせ後の単独インタで、伊野ちゃんが山田涼介と組むことになったときの心境を真剣に語っています。

 

 

 

 

 

すごい嬉しかったです。山田と組みたいな組みたいなってずっと思ってたから。今回、念願が叶って組めるっていうのは、本当に嬉しいです。だから、それを聞いたとき、その気持ちを素直に表現できなかったです。ちょっと恥ずかしくて。スカした態度取っちゃって、山田には悪いことしたなって思うけど。すごい嬉しかったですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山ちゃんとずっと組みたかった、すごい嬉しかったと告白した伊野ちゃん。

 

テキトーに見せて実は綿密で、これまでも卓越したプロデュース力を発揮してきた伊野ちゃんなので、念願だったというこのプロジェクトについて、ノープランで打ち合わせに臨んだわけはないと思います。

 

やりとりを見ていると、むしろ曲を聴き込んで、もう伊野ちゃんの中でやりたい曲は決まっていて、詳細なプランも詰めてきたんだと思うんです。

 

あとは、エース山田にいかに同意してもらい、気持ちよく参加してもらうか。

 

伊野ちゃんは自分のプランを最初から押し付けることはせず、相手の意見を聞いて尊重し、スタッフに修正点を指示しながら、冗談を交えて軋轢を生まず、うまく結論に誘導していく・・・最終的に1の曲を選んだのは山ちゃん自身でした。

 

誰もが職場や学校で経験したことがあると思いますが、いくら自分のプランが最適だと自信を持っていても、様々な意見や感情が交差するミーティングを、ひとつの方向へまとめていくのは容易なことではありません。

 

自分の意見が反映され、自分が選んだ答えだと相手に思わせてしまう・・・伊野尾慧のコミュニケーション能力は怖いほどでした。

 

山田涼介と伊野尾慧というふたりの天才が、ある意味、ぶつかりあった緊迫の会議は、伊野尾慧のコミュ力の高さと頭の回転の速さを改めて実感させるものでした。

 

山ちゃんが伊野ちゃんの才能を認め信頼しているというのもあったと思いますし、なかなか真似はできませんが、「伊野尾慧の会議術」は誰もが参考になる最高のテキストだと思います。

 

是非、初回限定盤2もお買い求めいただき、DVDに収録されたその一部始終を、またアリオカチネンチャンネルなど他のユニットのカワイイやりとりも、見ていただきたいです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、出来上がった『Napa Napa』のCDを実際に聴いてみると・・・

 

 

 

 

 

 

山ちゃんの言っていた意外性のある最高のパーティーソングに仕上がっていました!

 

イントロもテンション上がるし、Nポーズも、間奏のダンスも楽しみです♪

 

「勝ち確」ですね(笑)

 

早くライブで「Napa Napa」見たい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、「Napa Napaの意味」「Napa Napaとは何か?」について考察します!

 

確かにそれ自体に意味はないと、伊野ちゃんが打ち合わせのとき明らかにしていました。

 

しかし、出来上がった詞を読んでみると・・・

 

 

 

 

 

ハチャメチャ ナパナパ 弾けよう

 

淑やかなキミだけど 今夜だけUnstoppable

 

癖になるくらいに オモチャにしてあげよう

 

揺れて跳ねてイキましょう コ・ヨ・イ・ハ

 

 

 

 

 

淑やかなキミを癖にさせて、揺れて跳ねてイカせるモノ・・・

 

それって・・・

 

「ナパナパ」は性的なナニかの比喩だと思われます、よね・・・

 

いや、はっきり言いましょう。

 

ズバリ、この詞を解釈すると、「ナパナパ」とは、山田のヤマダ、伊野尾のイノオのことではないでしょうか!?←え

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊野尾さんに聞いてみましょう!

 

伊野尾のナパナパは、どんな感じですか?

 

 

 

 

 

 

Lサイズということで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山田さんのナパナパのサイズは?

 

 

 

 

 

 

Sサイズということで

 

どんまい山ちゃん

 

男子は肝心なとき、Lサイズになればいいのさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、ファンの皆さん

 

ライブのとき、山ちゃんにこう注文しよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

結局の下ネタオチ、すみませんm(__)m

てかデラックスLサイズってどういう状態!?