心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

”老夫婦の破綻!”を思う-③

2018-09-17 14:55:52 | エッセイ

 

 終戦直後から戦場からの帰還兵が何十万、何百万と帰ってきた。

夫婦の出会い、新婚など、無数のカップルが成立し、

何もない貧困の中で、

唯生きていたという歓喜のもと、生の喜びを

確かめあうということは当たり前のことだと思う。

 

 その結果が、団塊世代なのだ!

戦後は、金の卵と持てはやされ高度成長時代を築き上げた。

その間には熾烈な競争を生き抜いた受験勉強時代、

苛烈な長時間、過密労働でカローシ時代も生き抜いてきた。

 そして、

老いて体はガタガタになった今がある。

だからと言って寝て過ごそうという人はいないだろう!

 

 70年後の団塊世代が今日、

このような社会で置かれるであろう立場は

政治家や学者であれば、ある程度見通すことができたはずである。

また、

「適切にそれを政策で対策を取ること」も

可能であった筈である。

にもかかわらず、

それらは全て福祉切り捨て、

年金財政切り下げによって、

また、

インフレ政策、消費税増税によって

この未曽有の危機をマスコミ共々巻き込み切り抜けようとしている。

それが「生身の人間」に対してだ!

 

  そうでなくても、

老人は健康のためにウオーキングや健康体操、スポーツ(ゲートボール)

などに勤しんでいる。

 

 老人は好きで、遊びでやっているのではない。

家族や人様に迷惑をできるだけ掛けたくない。

家族にできるだけ役に立ちたいと思って頑張っている人たちが大半である。

 

 


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